私の幼馴染がドSな件について1【沖田総悟】 (ページ34)

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32. 絶対に捕まってはいけない！真選組24時篇ページ34

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__近藤side__

お正月2日目の今日、俺たち真選組は全員で録画していたガキ使を見ている。トシも珍しくテレビを見ている。ドラマの再放送以外にも見るんだな←

真選組が全員テレビを見ている理由、それはとっつぁんが「正月の最初の3日位、ゆっくりしろ」と言ってくれたからだ。朝の会議でそれを報告すれば、皆が飛んで喜んだ。

それならとAちゃんが「皆で録画しておいたガキ使を見ましょう！！」と言い出した。そしたらこうなった。

今は毎年恒例の鬼ごっこをやっている。正確に言えば方○がマリーアントワネットになって隊士達も大爆笑をしているところだ。勿論俺も。

そしたら急にAちゃんがテレビを停止させて立ち上がった。隊士達がどうしたのだとザワついている。

そしてAちゃんは顔をあげて笑顔で言った。

『私達も鬼ごっこ、今からしませんか！！』

俺は楽しそうだから賛成した。他の隊士もAちゃんが言うならと言っていたが1人だけ反対をする者がいた。言わずもがなトシだ。

土方「俺ァそんな餓鬼くせェ事、しねェからな」

沖田「そんな事言わずにしやしょーよ。いいゆすりネタが得られそうですからねィ」

近藤「そーだよトシー、やろーよ〜ーー」

土方「いくら近藤さんの頼みでも聞けねェな。そんな事をする暇があるなら、俺は休みだろうと仕事をするよ」

トシだけ不参加かとしょんぼりしていると、Aちゃんの声が聞こえた。

『ひーじかーたさん♪』

土方「俺ァやらねェから』

Aちゃんでも無理かと思っていたら、Aちゃんはどこからか、マヨネーズを取り出し綺麗な笑顔でこう言った。

『この屯所中のマヨを全て燃やされたく無ければ一緒にやりましょう。ね？』

そう言ったAちゃんのマヨネーズを持っていない方の手にはライターが握られていた。俺は絶対にAちゃんを敵に回したくはないと思った。