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第215話ですよー ページ27






いくら憂鬱だからって、仕事は休ませてくれないんだ。社会厳しみ。寧ろ息抜きと思って気を張っていこう、なんか矛盾してる?

桜花を連れていつものように朗らかな江戸へ繰り出した。








「あ!この前の...」


明らかに私だよ指さされてんの、自惚れじゃなく私だよ。

どこかで聞いたような気もしなくない声変わり中の男児に、馬上から振り返った。


あ「...あー、えっと、呼びに来てくれた...」


幾分か前の、土方さんがトッシーになって集団リ○チされてた時に私を案内してくれた子だ。

覚えていたことが嬉しかったのか、まだ幼さの残る笑顔でこちらへ寄ってきた。


「前の真選組の人無事だった...でしたか?」


あ「...まあね。頭がすっごい重症で一時クビっぽくなってたけど、なんとか復帰したよ」


青い顔をする少年。...ははは、物理的だと勘違いしたなこりゃ。私の言い方がどっちでもとれるからだろうけど、純粋な反応ご馳走様。

...やっぱり鉄子ちゃんとかピュアっ子が私には不足してるんだ。栄養補給せねば。


「え、えっと...仕事、戻れてよかったよ...」


ギギギ、と油の足りないカラクリみたいに顔を逸らす。...あれ、なんか悪いことした気分になってきた。


あ「...いや全然大丈夫だから。不摂生な生活しても余裕の目つきの悪さで上手くやってるから」


いっそ体をマヨ詰めにして、村麻紗も気持ち悪いとすっとんでくれないだうか。

...よくよく考えたら彼奴の身体マヨと煙で出来てんじゃん。妖刀さんもよく考えなよ、あんなのに取り付いてたら死ぬよ。もう死んでるけど。




桜花を降りて、少年と並んで歩く。


「神田さんはなんで真選組にいる...んですか?」


あら流石私。名が知れてるわ。


あ「幼い頃から局長である近藤さんにお世話になってたからかな。私に生きる道をくれた一人だから、恩返し」


「へぇ〜」


団子屋の前で足を止める。明らかにオロオロしている店員さん。


あ「...よし。私は少し休憩する。君もどう?この前のお礼」


唐突で焦ったのか、躊躇いを見せるも「お言葉に甘えて」と長椅子に並んで座った。


あ「みたらしと三色団子2本ずつお願いします。さっき来た栗頭の小僧の分も私が払いますよ」

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練紅龍(プロフ) - めぐぽん(*´・∀・)さん» 見事に私のやる気を叩き起こしておられます。ありがとうございます!沖田さん……沖田サァン……ご期待にそえるよう精進します! (6月7日 17時) (レス) @page28 id: 0cf84c7016 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぽん(*´・∀・)(プロフ) - 感想を毎回、すみません。あれ?オチは沖田さん?と考えが変わったところで次。原作沿いみたいなので、続き楽しみに読まさせていただきます。 (6月7日 11時) (レス) id: baf8bee298 (このIDを非表示/違反報告)
練紅龍(プロフ) - 和泉梓さん» ありがとうございます...時間作ってちょっとずつ、進めていきたいです...ありがとうございます...! (2020年6月13日 13時) (レス) id: 817163acd5 (このIDを非表示/違反報告)
和泉梓 - 更新待ってます!頑張ってください! (2020年6月5日 11時) (レス) id: 451b0d7f40 (このIDを非表示/違反報告)
練紅龍(プロフ) - 白猫さん» ありがとうございます!ぼちぼち頑張っていこうと思いま...頑張っていきます...! (2019年12月22日 22時) (レス) id: 308444a36a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:練紅龍 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年2月17日 21時

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