第211話ですよー ページ23
桂「お、おい銀時...まさかお前真選組と逢い引きしているのか...!!?」
...なんでその勘違いは解けないの?
銀時「ばーか違うわ。それより自分の心配したらどうだ。コイツ今俺とそういう関係に間違われて不機嫌かもしれねーぞ」
桂「神田A、殿!!今からでも遅くはない!考え直せ!コイツは万年金欠甘党ちゃらんぽらん宇宙代表だぞ!!よく周りを見てみろ!まだマシなヤツらで溢れかえっておるぞ!!」
銀時「え、なんで俺の話聞いてないの。なんで俺が貶されてんの」
桂「恋は盲目というが流石にこれはないだろう!目を覚ませA殿ォォォオオ!!」
銀時「ヅラー。おいヅラー。お前が目を覚ませー」
ぐわんぐわんと襟元を掴んで揺さぶられる。な、なんで逮捕した人にこんなことされなきゃいけないの...!?
桂「A殿!敵ながら真選組の犬共の方がまだマシだ!!まだな!ミリ単位マイクロ単位ナノ単位でな!!」
銀時「さり気なく真選組ディスるのやめとけよー、逆鱗に触れるぞー」
桂「そこら辺と比較すると俺が一番((」
銀時「そりゃねーわ」
いい加減頭が痛くなってきたので、手錠ごと手首を掴む。
あ「...これ以上のお話は
桂「...確かにこれは機嫌が悪いな。すまん、銀時と恋仲に見えたとありのままを伝えたのだが...相当嫌だったんだろうな」
銀時「お前、今日も頭のおかしさは絶好調だな」
なんで、この人はこんなにも話が通じないのだろうか。
いや、指名手配犯とまともに話しようとは思ってないけど。
桂「む、そろそろエリザベスを迎えに行く時間だ。すまんがここで失礼する。2人は逢い引き...じゃなかった、お出かけをごゆるりとな」
器用に私の手に手錠を残して高笑いしながら去っていく。
銀時「追いかけなくていいのか?」
あ「...これで走って追いつけると思う?」
銀時「思わねェな」
既に消えた桂の走った方向をぼーっと見る。
あ「土方さんに、桂を逃したって告げ口しないでよ。銀さんも見てただけなんだから、怒られるなら一緒に、ね」
銀時「うわ、なんちゅー仕置き。...言われなくても告げ口しねーよ。つかそんな機会すらねーよ」
頭をガシガシ掻きながら、銀さんは踵を返す。
銀時「あーっと...新しい洋物の店だっけ?パフェの」
あ「...うん、そう」
過ぎ去った嵐のような人は頭から追い出して、パフェに集中しよう。
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練紅龍(プロフ) - めぐぽん(*´・∀・)さん» 見事に私のやる気を叩き起こしておられます。ありがとうございます!沖田さん……沖田サァン……ご期待にそえるよう精進します! (6月7日 17時) (レス) @page28 id: 0cf84c7016 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぽん(*´・∀・)(プロフ) - 感想を毎回、すみません。あれ?オチは沖田さん?と考えが変わったところで次。原作沿いみたいなので、続き楽しみに読まさせていただきます。 (6月7日 11時) (レス) id: baf8bee298 (このIDを非表示/違反報告)
練紅龍(プロフ) - 和泉梓さん» ありがとうございます...時間作ってちょっとずつ、進めていきたいです...ありがとうございます...! (2020年6月13日 13時) (レス) id: 817163acd5 (このIDを非表示/違反報告)
和泉梓 - 更新待ってます!頑張ってください! (2020年6月5日 11時) (レス) id: 451b0d7f40 (このIDを非表示/違反報告)
練紅龍(プロフ) - 白猫さん» ありがとうございます!ぼちぼち頑張っていこうと思いま...頑張っていきます...! (2019年12月22日 22時) (レス) id: 308444a36a (このIDを非表示/違反報告)
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