第193話ですよー ページ3
新八「近藤さんが!!...このままでは近藤さんが...暗殺される...!!
土方さん!!しっかりしてください土方さん!」
「僕は知らない」と繰り返す土方。真っ青だよ。
新八「このままじゃあなたの大切な人が...大切なものが...全部
なんだかんだ一番焦っているのはぱっつぁんみたい。
助手席の神楽ちゃんは、隣りに首を回した。
神楽「銀ちゃんどうするアル?」
銀時「...神楽、無線を全車両から本部までつなげろ」
神楽「あいあいさ」
とはいえ助手席の前には普通の車にはないボタン云々。
あ「...ちょっと神楽ちゃん!?」
神楽「何アルか?」
構えている拳。絶対コンマ一秒後には車内に叩き込まれたに違いない。
あ「...そこじゃなくて、操作教えるから...」
神楽「わかったネ」
...よし、なんとか破壊は免れそうだ。
あ「うん、これで繋がってるはず」
神楽「やっぱり私は天才だヨ」
...うん、途中で力技にならなくてよかったよ。
銀さんは早速スイッチを押した。
銀時「あ〜あ、もしも〜し、聞こえますか〜、こちら税金泥棒」
いや何言ってんねん。
銀時「伊東派だかマヨネーズ派だかしらねーが、全ての税金泥棒どもに告ぐ。
今すぐ今の持ち場を離れ、近藤の乗った列車を追え。
もたもたしてたらてめーらの大将首とられちゃうよ〜」
重要なことをどんだけお気楽に言ってんねん。
銀時「こいつは命令だ。背いた奴には士道不覚悟で切腹してもらいまーす」
『イタズラかァ!?てめェ誰だ!!』
まぁ、おかしな内容と喋り方だから、君の反応は当然よね。
銀時「てめっ、誰に口きいてんだ。誰だと?
真選組副長、土方十四郎だコノヤロー!!」
大きな音をたてて乱雑にマイクを元の位置に戻した。
新八「銀さん...」
土方さんの健在、それは士気に十分影響を与える。そして増援も望める。
ああ、なんか、ようやく人に踵を返せたかも。
私も無線を手に取った。
あ「あーあー、神田だおー。野郎共ォ、ありったけの武装してこい。一分遅れる毎に土方の犬のエサ一杯な」
『ぇ、エェェェエエ!!?』
そもそもどのラインから遅れたとするか決めてないけど。
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練紅龍(プロフ) - めぐぽん(*´・∀・)さん» 見事に私のやる気を叩き起こしておられます。ありがとうございます!沖田さん……沖田サァン……ご期待にそえるよう精進します! (6月7日 17時) (レス) @page28 id: 0cf84c7016 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぽん(*´・∀・)(プロフ) - 感想を毎回、すみません。あれ?オチは沖田さん?と考えが変わったところで次。原作沿いみたいなので、続き楽しみに読まさせていただきます。 (6月7日 11時) (レス) id: baf8bee298 (このIDを非表示/違反報告)
練紅龍(プロフ) - 和泉梓さん» ありがとうございます...時間作ってちょっとずつ、進めていきたいです...ありがとうございます...! (2020年6月13日 13時) (レス) id: 817163acd5 (このIDを非表示/違反報告)
和泉梓 - 更新待ってます!頑張ってください! (2020年6月5日 11時) (レス) id: 451b0d7f40 (このIDを非表示/違反報告)
練紅龍(プロフ) - 白猫さん» ありがとうございます!ぼちぼち頑張っていこうと思いま...頑張っていきます...! (2019年12月22日 22時) (レス) id: 308444a36a (このIDを非表示/違反報告)
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