25話 ページ27
in屋上
上原君にぐいぐいと強い力で腕を捕まれながら、引き摺られて上原君に強制連行。
やっぱ男子の力って強い……！！
そう思いながらも、やっとの事で屋上到着。
上原君が屋上の扉を開けた瞬間、びゅうっと気持ちの良い風が身体中に伝わった
空は隅々と広がった綺麗な青色の快晴で、
ピクニックにでも行けそうな空の色だった
こういう空気って、すごいおいしい…！
そう思いながら、ボーッと空を眺めていると
陸「…おい。聞いてんのか」
A「えっ！？…あ、いや……」
陸「チッ…だから、ここら辺で食べるって」
A「あ…う、うん……？」
少し戸惑いながらも、渋々と座る
隣には胡座を掻きながら、黒い布地に包まれているリボン結びの所をほどいている上原君
ふと正面を見てみると、其処には沢山の家が色採々と並んでいる
こうやって見てみると、結構家で街が埋まってるみたいなもんだな…
そう思いながら、自分のお弁当箱の蓋をパカッと開ける
お、今日のおかずは私の好きな物ばっかだな…
途端、丁度隣からも、同じく開けるような音が聞こえてきたため
ふと隣をチラッと見てみると
黒いお弁当箱を開けていた上原君
その中身には私が最も大好物とする、綺麗に整った玉子焼きが入っていた
うわああ…美味しそう………！！！
陸「…何、これ食べたいのか」
上原君が私の視線に気づいたのか、其処に指を差しているのは
綺麗な形をしている、玉子焼きだった
A「あ、え、えと………」
陸「別にいいが。ほら、あげる」
黒い箸で、綺麗な玉子焼きを掴み取る上原君
A「え…ほ、ほんとに…！？」
陸「ん、別に。はい、あーん」
A「……………………え？」
黒い箸で掴んでいる玉子焼きを、真顔で私の口元に近づけてくる上原君
え、この人…何をしようか解ってんの…？
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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西 - この方角に福があるはずです
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日暮朝陽(プロフ) - 上原くんタイプですw (2014年7月31日 10時) (
レス) id: f68b0dded4 (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - 上原君後の野良 (2014年5月25日 3時) (レス) id: dfcb6c4dca (このIDを非表示/違反報告)
笑部(プロフ) - みずほさん» 病院……まあ、翌々その気持ちは私も同じですかねw (2014年4月23日 20時) (レス) id: 9f6d5cd66d (このIDを非表示/違反報告)
みずほ(プロフ) - 上原くんカッコいいー///でも私ならご飯だけは食べたいです 笑 病院行きたくないの激しく同意です 笑 (2014年4月23日 20時) (レス) id: 8a74507ac8 (このIDを非表示/違反報告)
笑部(プロフ) - 芽璃さん» わああ！！ありがとうございます！！お気に入りもしてくれたなんて…とても嬉しいです！！ (2014年4月23日 19時) (レス) id: 9f6d5cd66d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笑部 | 作成日時：2014年4月6日 0時
