検索窓
今日:4 hit、昨日:14 hit、合計:413,456 hit

ページ3

(佐久間side)

言われてみれば俺はAの家族を知らない。



何人なのか、っていうことですら知らない。



それはみんな同じだった。









興味がなかったわけじゃない。



ただ、聞いても教えてくれなかった。



家族のことを聞く度に顔が暗くなったから、いつの日か聞けなくなった。



何か厄介なことがあるのかなって。



聞かない方が良いのかなって勝手に思って。





今回Aが倒れたことと関係があるのかは分からないけど、



聞いた方がいいよな。



てか知らないって、やばいよな。



普通に考えてありえない。



今になって気づくのもほんとありえない。









(ラウール)『でも、それ聞いて良いのかな。』



「え?」



(ラウール)『だって、これまで頑なに言わなかったってことは



言いたくない、聞かれたくないことであって…



なんて言うかその…もっと方法ないかなって…』



(宮舘)『そこなんだよね。



小さい頃から避けてきたことを、Aはきっと言わない。



そういう子だから。』









ねえA、俺らはどうしたらいいの?



君に何をしてあげるべきなの?



君は何を求めてるの?



ちょっと難しすぎるよ?









(深澤)『聞けない、よな。今更。』



(岩本)『そうだよね。でも話してくれるまで待つって、



正しいことなのかな。』









結局どうするか決まらないままAが目を覚ました。



Aのことも考えて今日はとりあえず皆家に1度帰る。



明日、ジャニーさんのお見舞いに行くことになった。

言えるわけが無い→←知らないこと



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (279 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1656人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 紅一点
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン
感想:  ログイン

美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月25日 10時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:m | 作成日時:2021年2月25日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。