＊ ページ31
(目黒side)
｢そうだよ。絶対。｣
《でも、ちょっと頑張り過ぎだよ。》
そう言いたかった。
Aは体力が無いわけじゃない。
むしろ10人の中ではある方じゃないかな。
食事を減らしてるような感じでもなかった。
俺らの前ではしっかり食べてた。
リハの時も、本番の時も。
でもそんなAが、立てなくなるくらい疲弊してしまっている。
練習で120％を出している彼女が、本番でこんなボロボロになるはずない。
ちょっとおかしい気がした。
でもそんなこと言えない。
言えやしない。
言ってしまったらこれまでのAを否定することになる。
そうなった時Aはどうなる？
きっと俺らのところからいなくなる。
家に行って気づいた。
Aは、孤独だったんだ。
モノトーンでまとめられた部屋。
必要最低限の家具。
生活感が少ししかない。
抜かれているテレビのコンセント。
ひとつもない、どこにもない家族写真。
きっとこれは俺らから踏み込んではいけない領域。
Aが話してくれるまで待つしかないんだ。
その時は受け入れるよ。
どんなことであっても、俺は君を軽蔑したりしない。
なぜか胸騒ぎがする。
送ろうか？と聞いても大丈夫の一点張り。
結局俺が折れたけど、
｢帰ったら何か食べてから寝るんだよ？｣
これだけは念押しした。
けど胸騒ぎは収まらなかった。
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まり姉(プロフ) - ページ29の主人公のコメントのとこでSnowMan加入ってなるとこか好きじゃん加入ってなってます (2021年2月20日 23時) (
レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月16日 19時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：m | 作成日時：2021年2月16日 19時
