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私が中学生のとき、
健ちゃんは大学を10日も行かずに辞めた。



そっからプー太郎生活が一年も続いた。


情けな。



そんな私は、学校行きたないなって時
「いってきます」って家出て、
そのまま健ちゃんちでサボる。



寝てる健ちゃん叩き起こして、
一緒にゲームしたりしてた。



ある日、なぜか将来の話になった。



「健ちゃんがいつまでもプー太郎やったら
私が代わりに大企業就職して養ってあげるわ!」



半分冗談、半分本気。



いや、ほぼ本気。



健「何、生意気なこと言うてんねん!
お前、まだ中学生やん!」



「うるさいな〜。婿養子にでもなる?」



健「アホちゃう?


ほんまにそんなことなるんやったら、
俺が養うし、婿養子なんか行かへん!



お前が嫁にこいや。」




健ちゃんは絶対に冗談のつもりやったけど
その日は嬉しすぎて顔緩みっぱなし。

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作者名:樹莉 | 作成日時:2016年6月14日 1時

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