遠くても。山下健二郎 (ページ28)

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健「からあげ～～～～～！」

ほんで、こいつが一番うるさいわ。

健「それよりも、A！

お前、どうやってきたん？！
てか、いつきたん？！
なんで内緒にしてたん？！」

ほんまにうるさいな…。

「あとからでええ？

前、見てみ？
ボーカルの顔すごない…？」

何でもいいから
はやく食べさせて

って顔に書いてあるやん？

隆二の顔、見てみ？

もう唐揚げしか見えてへん。

健「…先、食べよか。

いただきま～す！」

臣隆「いただきま～す！！」

「いただきます。」

うめぇーーうめぇーーーと

まるでボイトレのように声を出しながら食べる

三代目のボーカルさんたち。

健「…うんまっ。」

こちらは静かに噛み締めるタイプね。

「よかった。

驚かせよう思って。
健ちゃん、最近忙しそうやん？
ろくなもの食べてへんかな～って。

大好きな唐揚げ作ったろ～って！

びっくりした？大成功？」

健「めっちゃうまい。大成功や。

ありがとうな。」

そんな笑顔で頭なでんといて。

顔、赤なるやん。