遠くても。山下健二郎 (ページ13)

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って、あかん。昔話してたらもうこんな時間。

今日は、山下家と週一で一緒に夜ご飯食べる日やった。

今回は正ちゃんも帰ってきてるし、
にぎやかになりそうやな。

母「Aーー。ご飯できたよーーー。」

家に帰ってきてすぐ、
ただいまも言わんと自分の部屋に直行してかけた電話は、
スタッフさんの、

スタンバイお願いしまーす

によってすぐに終わってしまった。

もうちょっとはよかけたら
健ちゃんのこと、長いこと聞けたかな。

母「Aー、なんしてんの！！
はや、おりてきてーーー！！」

リビングに行けば、
ひっさしぶりの正ちゃん。

「正ちゃん！！久しぶり～！」

正「お！久々やな～。

また綺麗になった？」

「なに言うてんの！
そんなん言うても、何も出ぇへんよ～！」

正ちゃんはあれからずっと応援してくれてる。

会った時は、必ず何かしら褒めてくれるし。

それが私の自信になる。

お世辞かなって思うときもあるけど。

「「「いただきまーーす！！」」」

その日は正ちゃんがおったから、
両家の両親のテンション高くて
いつもよりちょっとにぎやかな食事になった。