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今日もまたサボり。
「おはよ〜。」
健「お前、またサボるん?」
「まずは挨拶せん?」
健「…おはよう。で?」
「で?って何?健ちゃんもようサボってたやん。」
健「…俺はええの!Aは進学校やん。」
「…健ちゃん分かってへんな〜。」
ほんま、なーんも分かってへん。
「私、こうみえても、
いつも学年で成績トップやで?」
…なんや。そのバカにした顔。
健「嘘つくなや(笑)」
「…うざ〜。ほんまやって!」
健ちゃんは抵抗をやめた。
だってほんまやもん。
健「てか…スカート短すぎるやろ。」
「みんなこんなんやからええの!」
健「男は見ようとするで!ええの?」
「…なに?健ちゃん見たいん?」
そう言って、パンツ見えん程度に
スカートをピラってさせると
健「…アホちゃう!?全っ然見たない!
ほんで、ボタンも開けすぎや!!」
なにこの反応。めっちゃ嬉しい。
「ねえ、健ちゃん。なんでそんな顔赤いん?
ほんまに見えた?」
健「…男は何するかわからんで!
絶対見せたらあかんからな!?」
一緒にお風呂入ったこともあんのに。
顔赤いってことは
ちょっとは女として見てくれたってこと?
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作者名:樹莉 | 作成日時:2016年6月14日 1時