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何気ない会話 ページ13

『善逸と伊之助も会得したのね!良かった!』


善「まぁね!俺は一番応援された男だから!」


伊「権八郎が出来るんだから俺だって出来るぜ!」

煉獄家に帰ってしばらくして雅から報告があった。善逸と伊之助が全集中の呼吸の常中を会得したのだ。

善「でも俺達よりAの方が大変だったんじゃない?柱の人達と一緒だったんだろ?」


伊「柱に稽古つけてもらってたのかよ!すげーー!羨ましい!」

善逸はあの那田蜘蛛山以来、私を呼び捨てするようになった。どうやら善逸の中で私の何かが変わったらしく、”ちゃん“付けはやめて呼び捨てにしたらしい。

まぁ、でも”ちゃん“って呼ばれるより呼び捨ての方がまだ良いからあまり気にしてない。


『確かにキツかったよ。でも、それのおかげで今の私がいるんだから。ありがたいと思わないとね』

炭「Aは強いなー。俺も見習わないと」


伊「ふん!A子太郎の方が良いじゃねぇか!」

ホントにありがたい。ただでさえ任務で忙しいのに、合間を塗って来てくださったんだから。


炭「そうだ。Aって炎柱の継ぐ子なんだろ?どんな人なんだ?」


『え、師匠のこと知りたいの?』

そう聞いたら、コックン、と頷かれた。曇りなき眼で。

『うーーん。そうだなぁ。一言で言うとすれば、炎のような人。炎のような燃える心を持っていて、とても強くて優しくて、私の憧れ。いつか、師匠みたいな……ううん。師匠を超える柱になるのが目標』


私は、炎柱・煉獄杏寿郎の弟子。そして継ぐ子。それ以上でも、それ以下でもない。

炭「そうか。柱になるのが夢なんだ。きっと慣れるよ!頑張れA!」

『ありがとう、炭次郎』

炭次郎にそう言われると心強い。そのあとは洗濯物を干してたアオイと話した。あのお饅頭、善逸がとったものなんだ。

『あとで叱っとくね』

ア「よろしくお願いします。もうホントに疲れますよ」

『あはは』

一時の休憩。楽しい時間。


私は、この時間がたまらなく好きだ。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 継ぐ子   
作品ジャンル:アニメ
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melody(プロフ) - 読まさせてもらいました。最近になって鬼滅にどっぷりハマり、この小説にたどり着きました。泣けました。また楽しみにしてます! (2022年2月3日 21時) (レス) @page44 id: 648912d438 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - A・O・Iさん» ありがとうございます!外伝楽しみにしててください! (2020年11月26日 19時) (レス) id: 59276ba5d1 (このIDを非表示/違反報告)
A・O・I(プロフ) - まさかの結果でした…!でも、すごく感動しましたので、外伝楽しみにしてます! (2020年11月26日 19時) (レス) id: 169be6aa08 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 分かりました。残念です。 (2020年11月12日 10時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - シルバーウルフさん» すみません。この前の合作の話、私には向いてないな、と思って辞退させていただきます。ホントにすみません。 (2020年11月12日 7時) (レス) id: edbecdde53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななこ | 作成日時:2020年11月10日 20時

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