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青葉城西２２点。
烏野１９点。
現在のローテーションは、前衛に龍、影山君、月島君。後衛に日向君の代わりに夕、大地、旭。
月島君のスパイクが決まり、烏野に１点追加。日向君が夕の代わりにコートに入る。
澤「落ち着いて目の前の１点確実に獲る！」
「オス！！」
澤「目の前の球が全部だぞ！！」
『(大地………みんな……っ！！)』
お願い。焦らないで、みんな。大地。
負けないで。
負けないで。
『負けないで！！大地！！』
澤「……っ！！」
嶋「うわっ！ちょ、Aちゃん危ない！」
滝「落ちる落ちる！！」
観客席から身を乗り出してしまう。嶋田さんと滝ノ上さんに止められる。
嫌だ。大地のとこに行きたい。
大地の側で、一緒に戦いたいよ。
嶋滝「「しゃぁぁぁぁ！！チビ助ボーズナイスッッ！！」」
『ブレイク！！』
もう一点……！
もう一点……！！
影山君のサーブ。国見君、渡君、徹君にボールが繋がり、そのボールは大地とのこへ。
負けてたまるか。
負けてたまるか！！
それは青葉城西も同じ。みんな全国へ行くために今まで頑張ってきた。辛い練習や過去の辛い経験、負けてきた事全部押し退けて。
私達は今、戦っているんだ。
青葉城西２４点。
烏野２２点。
青葉城西高校マッチポイント。
『(あと１点で………)』
西「野郎共ビビるなァーーッ！！」
『夕？』
西「前のめりで行くぜ」
夕。頼もしいな、ホント。やっぱ格好良いよ、夕は。
ガッ
『旭ナイスキィーッ！！』
烏野も旭のスパイクが決まり、２３点になった。あと１点で青城に追い付ける。でもこのあと”１点“が、たった”１点“が途方もなく高い壁。
龍がもし、サーブをミスすれば試合は即終了。綺麗に拾われてマトモに攻撃決められても終わる。
龍のサーブ。渡君がレシーブ、徹君が金田一君にトスを上げ、金田一君はスパイクを打つ。
『よしっ上がった！！』
龍渾身のレシーブでボールに触る。でもネットを越えた。ダイレクトで叩かれてしまう。そこを影山君がワンハンドトスで日向君にボールを渡す。
２４−２４。
烏野が、土壇場で青城に追い付いた。
同点だ！！
行ける。行ける！！
大地と……みんなと全国へ！！
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麦茶(プロフ) - 烏野側にいますよ 青葉城西側には沢山の応援の人がいました (2021年5月4日 6時) (
レス) id: 39efbca927 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 烏野側ですね。 (2021年3月7日 11時) (レス) id: 55b8ad3b21 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - りおん。さん» コメントありがとうございます！読者の方に少しでも多く読んでいただきたいので、一日２、３話は更新しようと思ってます！ (2021年3月6日 21時) (レス) id: 16dfd1745e (このIDを非表示/違反報告)
りおん。(プロフ) - 続々編おめでとうございます！いつもたのしく読ませてもらってます。更新頻度が高くてちょっぴり嬉しいです^^* (2021年3月6日 20時) (レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななこ
| 作成日時：2021年3月6日 17時
