・ ページ32
ーー日曜日ーー
『えーと、飲み物オッケー、お菓子オッケー、大地、冷凍庫にガリガリ君ある？』
澤「あぁ、あるぞ。ソーダ味とナシ味」
『ありがとう。あとは、あのバカ４人を待つだけね』
菅「だべー」
旭「なんか緊張するなー」
現在日曜１０時３０分。午前中に飲み物とお菓子を大量に買って、今はバカ４人とテスト勉強する為、私のアパートで待っているところ。ちなみに集合時間は１１時。
本当は３年生だけでテスト勉強をやるつもりだったんだけど、今回は特別。
『腕が鳴るわね』
澤「お手並み拝見、だな」
菅「Aアイツらの事、上手くさばけるかー？」
旭「大丈夫じゃないか？Aだし」
ここに潔子が居ないのは、別の用事があるかららしい。と、最初のインターフォンが鳴った。
『日向君、影山君、いらっしゃい！！』
日「ちわーす！！」
影「どうも」
そこには日向君と影山君が立っていた。２人の私服姿、なんか新鮮だな。日向君と影山君を部屋に入れてほぼ同時に、龍と夕がやって来た。
龍「おおーーっ！！Aさんの部屋久しぶりッス！！」
日「俺来るの始めて！！」
西「俺は５回！！来たことあるぜ！！」
龍「ノヤさんかっけー！！」
澤「コラッ静かにしろ！！」
『こうなると思った……』
菅「俺も」
昨日のうちにアパートの人達に「五月蝿くなります」ってお願いしにいった。了承頂けて良かった。
『じゃあ、昨日渡した小テストの答え合わせするね』
澤「ちゃんとやって来たか？」
日影西龍「やって来ました！！」
菅旭「「本当かー？」」
４人の小テストを見る。日向君は現文。影山君は英語、龍と夕は数学。それぞれに○✕を付けていく………んだけど。
『……………』
日向君８点。影山君４点。龍は１６点。夕は１２点。私は４人の答えに愕然とした。それぞれ４人には中学生でも解ける簡単な問題を出したハズだ。
なのに。何故こんなに分からないものなのか。
『特に日向君と影山君！一桁ってどう言うこと！？影山君に至っては４点！！』
龍「おー。見事な✕印……」
『龍もだからね！！簡単な掛け算や分数問題なのに何で１０点台なのよ！！』
菅「Aがご乱心だ！」
旭「こんなに怒ってるA始めてみた」
澤「お前ら………」
私は怒りを抑え、深いため息を吐いた。
『今日は帰さないからね』
うん。堪忍袋の尾が切れそうだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 601人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麦茶(プロフ) - 烏野側にいますよ 青葉城西側には沢山の応援の人がいました (2021年5月4日 6時) (
レス) id: 39efbca927 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 烏野側ですね。 (2021年3月7日 11時) (レス) id: 55b8ad3b21 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - りおん。さん» コメントありがとうございます！読者の方に少しでも多く読んでいただきたいので、一日２、３話は更新しようと思ってます！ (2021年3月6日 21時) (レス) id: 16dfd1745e (このIDを非表示/違反報告)
りおん。(プロフ) - 続々編おめでとうございます！いつもたのしく読ませてもらってます。更新頻度が高くてちょっぴり嬉しいです^^* (2021年3月6日 20時) (レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななこ
| 作成日時：2021年3月6日 17時
