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澤「A、帰んべ」
『あ、待って大地』
部活も終わり、大地と昇降口へ。来週火曜日。県ベスト４の青葉城西高校と練習試合をする。でもそれをやるための条件があった。
『影山君をセッターとしてフルで出すこと、か……』
そうなのだ。正セッターである孝支を出さずに影山君をセッターとして出すこと、を条件として突き付けて来たのだ。これには私も驚いた。
まだ入部して日の浅い影山君を出すなんて。でも孝支は
ーー俺は日向と影山のあの攻撃が４強相手にどのくらい通用するのか見てみたいーー
そう言ったんだ。本人が一番悔しいはずなのに。私は思わず握り拳を作った。
澤「A、そんな顔すんなや」
『だって………』
澤「帰りに坂ノ下の肉まん奢るから、それ食って元気出せ。あと、スガは大丈夫だ」
『………、』
その後、日向君と龍と合流。
『えっ！？日向君、隣町から自転車で通ってるの！？』
日「はい！」
『凄い………体力お化け……』
日向君は、山道を越えた隣町から３０分かけて自転車で通ってるそうだ。道理であの体力か。納得。
『所で、影山君は？』
日「なんかスガさんに話しがあるとかで先帰っちゃいました！」
『そうなんだ』
４人で歩いてると、坂ノ下商店のところで孝支と影山君が話してるのが見えた。
『孝支ーー！』
龍「スガさーん！」
澤「スガーー」
日「菅原さーん！」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『はぁ、なんか今日は疲れた………』
ボスッと自分のベッドに倒れ込む。大地に肉まんを奢ってもらい、早めに帰らせてもらった。
ピロン♪
『………、徹君？』
友達の徹君からラインが来た。
”火曜日、会うの楽しみにしてる♪“
あー、そうだった。彼も青葉城西高校だった。私は眠気に負けて、徹君に返信しないまま眠ってしまった。
ーー始めまして♪俺、及川徹！君は？ーー
高校２年生の時に出会った彼のことを思い出し、私は目を閉じた。
ーー俺、君のこと好きだ。付き合ってくださいーー
ーーごめんね。私にはあの人しかいないのーー
？「あーあ。嫌なこと思い出した。我ながら女々しいな」
彼もまた、私を思い出していた。
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K2AYEのE - え、、すごい、ハイキューの方とつながってたの、、めっちゃびっくりしました (2021年4月24日 19時) (
レス) id: 64517bd580 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 舞香さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2021年2月13日 22時) (レス) id: a10711b858 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - 2人の距離感めっちゃ好きです！応援してます！！ (2021年2月13日 21時) (レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななこ
| 作成日時：2021年2月6日 21時
