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ピピーーッ
試合終了。
セットカウント２−０
勝者:日向君・影山君チーム。
あのあと影山君は正確なトスで日向君と速攻を使って２試合とも勝った。確実ななトス。制度も増していく。あれが、セッターとして本領発揮した影山君の力。
だけど、それを掘り出したのは他でもない日向君だ。日向君は目を瞑ってスパイクを打った。
『お疲れ様、大地』
菅「お疲れー！」
澤「おう」
龍「だ……」
『「「(だ？)」」』
龍「大地さんもスガさんも、日向と影山にあんな攻撃使えるって見抜いてあんな事言ったんスか！？」
『あんな事？大地、何か言ったの？』
菅「ほら。”烏野は爆発的に進化する“ってやつだべ。俺は”もっと日向が打ちやすいトス上げたれよ“って意味で言ったんだよ！」
澤「俺は影山の多少無茶なトスにも日向なら合わせられるようになるかなって思ってた」
『私も大地と同じ考えだよ』
でもその考えは見事に裏切られた。日向君がトスを合わせるんじゃなくて、影山君が日向君に合わせてるんだ。日向君が何処に跳んだとしても。
セッターがスパイカーに気持ち良く打たせるのは当然のこと。だけど、影山君のその”打たせる“の制度がとんでもなく高いのだ。
『日向君がまだ下手くそで打てなかったからこそ、影山君の真骨頂を発揮させたんだよね』
菅「さすがA。よく分かってんじゃん！」
『まぁ。一応マネージャーですから(笑)』
澤「未熟でも天性のスピードやバネを持っている日向」
『その能力を高い技術で完璧に活かす影山君』
澤「互いが互いの能力を最大限に引き出す……」
『「これは……予想以上に凄いコンビが出来ちゃったかもな／かもね」』
菅「出た！夫婦のハモリ！！」
『「だから夫婦じゃない！！」』
大地と目を合わせて笑い合う。日向君と影山君。真逆だからこそ、引き出した２人の能力。烏野は変わる。
澤「ちょっと月島のとこ行ってくる」
『あ、私も行く』
そう言い、大地のあとを着いていく。
『月島君』
澤「どうだった？３対３は」
月「別に……どうでも。エリート校の”王様“相手だし、僕ら”庶民“が勝てなくても何も不思議じゃないです」
『「………ふーん。その割に、ちゃんと本気だったじゃん」』
月「………、」
月島君は途中、本気だった。ジャージを脱ぐほどに。
「「キャプテン！！」」
『ほらキャプテン。呼んでるよ』
後ろを向くと、日向君と影山君が立っていた。
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K2AYEのE - え、、すごい、ハイキューの方とつながってたの、、めっちゃびっくりしました (2021年4月24日 19時) (
レス) id: 64517bd580 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 舞香さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2021年2月13日 22時) (レス) id: a10711b858 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - 2人の距離感めっちゃ好きです！応援してます！！ (2021年2月13日 21時) (レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななこ
| 作成日時：2021年2月6日 21時
