ﾀﾋにかけて、飛ばされた先でモブは今度はサンズさん達に振り回され翻弄される。<9>【 Undertale】

440:室内バトル寸前 ページ40

A side





ーーーーシュゥゥウウッーーーー




マスタード「待て兄弟、室内でそれはダメだ！
この近距離でガスブラはいくらなんでも
避けきれないって!!」




エッジ「貴様、我輩が居ない隙に
Aに何をした！」ｼｭﾝｯ



マスタード「いや話を聞いてくれ！
コイツの手の傷見てただけなんだって！」ｼｭｯ



エッジ「嘘を言うな！
そんな事でAが我輩にすがり付くものか！」




『..oh...エッジ激オコ』



マスタード「イヤお前のせいだろ!?」ｼｭｯ



マスタードは、怒ったエッジのガスブラを
何とかかわしながら私に抗議している。



『痛いのイヤだって言いました』ﾑｯ


マスタード「ぁあ"!?お前子供か!?」ｶﾞｼｯ


『〔今は〕子供です。』ｻﾗﾘ


エッジ「貴様、我輩の前で尚、
Aに何かしようと言うのか...!!

この愚か者が!!」シュゥゥウウッ



マスタード「おいA何とかしろよ！?」



『......』




.......んー、

エッジが思っていたより暴れ始めてしまったな

本当にマスタードにガスブラを打ちそうだ。



『...エッジさん』ｸｲｸｲ




エッジ「...?どうしたA」ｼｭｩｩｩｩｯ



『ごめんなさい、本当はマスタードさん
私の傷を見ていたんです。
ただ、
私がイヤだと言ったのに魔力を流してきたから
右目が痛くなってしまって、
ムカついたから仕返ししたかったんです。』



マスタード「..oh..
誤魔化すのかと思ったら馬鹿正直に話すのかよ」



エッジ「...フム、
愚兄が魔力を流したのは手の傷の為か？」



『はい、痛くて泣きそうでしたが
実際血は止まったようです。』ｽｯ



私はそう話して手を出した。

右目はチリチリと痛むが、
マスタードの言うように確かに手の傷は
薄く膜を張り出血は止まっている。


エッジはその様子を見てからガスブラを消した。



『勘違いをさせてすみませんでした、』ﾍﾟｺﾘ



エッジ「気にするな、
コヤツがお前をいじめた事実は変わらん」


マスタード「だから！俺は良かれと思っt..」

エッジ「どうなるか興味があったのだろう？」


マスタード「...まぁそりゃあな、
だってコイツ混血なんだぜ？
ってか右目ちゃんと光るんだな..」ｼﾞﾛｼﾞﾛ

エッジ「ならそれは善意ではなく故意だ！
墓穴を掘ったなこの大馬鹿者め！」ﾎﾞｶｯ


マスタード「ﾌｹﾞﾌﾞｯ」ﾊﾞﾀﾝｯ



エッジ「ふん！さてA、夕食にしよう。」




...マスタードよ...何で素直に言っちゃうの...

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