ﾀﾋにかけて、飛ばされた先でモブは今度はサンズさん達に振り回され翻弄される。<9>【 Undertale】

439:悪戯も過ぎれば... ページ39

A side






結局お皿はマスタードに出して貰った。



...無理したせいか、
さすがに手が痛くなって来た。


『...マスタードさん、
手の傷見て貰えませんか？』


マスタード「..ん？痛むのかよ？」



『少し、今日グリルビーズで料理して...』



マスタード「は？お前馬鹿じゃねぇのか？
あんま動かすなって言ったろ、
傷が化膿したら最悪手が腐って無くなるぜ」



『..え、それはヤバい』



マスタード「...チッ、気が付かなかったな。
調度スープも出来たし見せてみろ。」ｶﾀｯ




マスタードはそう言うと、
ソファに座って横をポンポンとしたので、

私はそれにならって横に座った。


マスタードはそのまま私の手に巻いてある包帯を
クルクルと取っていく。



マスタード「...お前〔あの野郎〕の血が
混ざってんだっけか？」



『ガスター博士の事ですか?はい、そうですよ。
意識の無い間の事なので確証はありませんが』



マスタード「...なら、
まだ普通のニンゲンよりかは
治りが早いはずなんだがな。

....お前血が出てんじゃねぇかっ」ﾎﾞｶｯ


『!ｲﾀｯ...ゴメンナサイ』



言われてから手を見ると、
縫った手の傷からは血が滲んでいる。


...料理に夢中だったから気が付かなかったな..



マスタード「まだ膜も張ってねぇって事は
魔力が薄いのか...?
じゃあ魔力流せば止まるんじy」

『それは痛いからイヤです』キッパリ



マスタード「...痛い？」ｷｮﾄﾝ


『右目が痛むんです、魔力を流すと。
何でかは分かりませんけど、
ニンゲンだからかも知れません』



私は右目をソッと触ると
マスタードに向かいそう言った。


マスタード「...ふーん?
それって痛むだけなのか？」



『え？あ、はい能力さえ使わなけれb...』

「じゃあ、別にいいだろ」ﾋﾟﾝｯ

『イ"ッ!?』



マスタードの一言の直後、
私の右目に激痛が走った



『...ヴッ...!!!』



マスタード「おぉ、右目が光った！」ﾆﾔｯ


『....私で遊ばないで頂きたい...!』



マスタード「違ぇよ、
そのままだと傷の治りも遅いだろうが。
俺は親切でやってやってんだぜ?」



『.....ウソダｧ...!』




エッジ「お前達何をやっている。」



そこに、救世主エッジが登場！



『!!エッジ!助けてマスタードがいじめるの！』




エッジ「!?...貴様、どういう事だ...」ﾋﾟｷｯ



マスタード「え!?い、
いや違う俺はコイツの傷を...!?」



エッジ「言い訳ならあの世で聞いてやろう
この愚兄!!」

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