ﾀﾋにかけて、飛ばされた先でモブは今度はサンズさん達に振り回され翻弄される。<9>【 Undertale】

418:鳥さんの世界 ページ18

A side




こう言う時の嫌な予感は当たる物だ。


マスタードは、
懐から真黄色のボトルを取り出すと、
何の躊躇もなくポテトにドバドバとかけ始めた。



『え!?ちょっとマスタードさん何するんですか!
私辛いのダメなのに!?』ｽﾞｶﾞｰﾝｯ



マスタード「はあ？
まさかお前マスタード食えないのかよ？
そりゃあ残念だな、
じゃあポテトは俺が食ってやるよ!」ｹﾞﾗｹﾞﾗ



『あんた最早性格ネジ切れてますよね。』ｼﾞﾄｯ



マスタード「hehe!お褒めに預り光栄だぜ?」ﾆﾔｯ



...今すぐコイツをラリアットしたい!!


だが悲しい事に身長が足りん!!




ーーーーーゴンッーーーー




マスタード「イッテェェエッ!!」ｺﾞﾛｺﾞﾛ



『!?』ﾋﾞｸｯ



何と、
私の心を汲んでくれたグリルビーが
私の代わりにマスタードに
脳天唐竹割りをお見舞いしてくれたではないか!



グリルビー「....」ﾑｽｯ
(お前はどうしてそう意地の悪い事ばかりする!
もう一度生まれ直して母親の腹の中に置いてきた良心を持って来い！この悪ガキが！)




『....oh...』



静かな顔して激怒じゃないですかグリルビーさん。



緑色の鳥「あぁ、グリルビーはこう言ってるよ！
〔マスタード!彼女の為に作ったポテトなんだから!お前に作った訳じゃないんだからね！〕って言ってるよ！」



『イヤそれツンデレ女子。

ってか鳥さん絶対遊んでますよね』



グリルビー「....」ため息



素晴らしい！
ここで文句を言わないグリルビーは大人だ!



マスタード「...イッテェなあ！
テメェ、
今日はやけに俺に喧嘩売って来るじゃねぇかよ?
やんなら相手してやるぜオッサン!」ﾋﾟｷｯ




グリルビー「....」ｽｯ
(よし言ったなクソガキ表に出ろ。)




あ、年齢はダメなんだ!?

実は気にしてるんだね!?


大丈夫だよ全然若いと思う!
と言うか炎だからほうれい線とか分からない!!




マスタード「...あれ、
グリルビーの野郎マジで怒ってねぇか？」



『あれはガチの激怒ですよ、
炎に包まれて
まだら模様の黄色いスケルトンに
なりたくなかったら謝りましょう。』



マスタード「...チッ、
あーあー悪かったよグリルビー、
言いたい事は分かってるぜ。
やっぱポテトにマスタードは、
かけるよりディップだよな？」


『違う違うそこじゃない。』



緑色の鳥「グリルビーが
〔な、何よ、分かってんなら最初からそうしなさいよね！〕って言ってるよ！」



『だからそれはツンデレ女子』

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