ﾀﾋにかけて、飛ばされた先でモブは今度はサンズさん達に振り回され翻弄される。<9>【 Undertale】

444:彼は寂しい...？ ページ44

A side





エッジ「...ではそろそろ寝るとするか、
A行くぞ。
愚兄もスープが温まっているから
食ったら休め。」ﾋﾗﾋﾗ


『あ、はい。
マスタードさんおやすみなさい、
明日はよろしくお願いしますね。』ﾍﾟｺﾘ



マスタード「....えちょっとまてよ、」ｶﾞｼｯ


『...うぉっと、何ですか？』ｷｮﾄﾝ



エッジについて2階に行こうとしたら
腕をマスタードが掴んで来たので、
私は体が突っ張ってしまった。



マスタード「何ですかってお前...
いくら子供だっつったって
お前は女なんだから少しは警戒心をだな...」



エッジ「何をしているA、
早く来い....ん？
何だ愚兄、貴様一人で寝れるだろうが」



マスタード「いや寂しい訳じゃねぇよ!!」



『エッジさんのパジャマ姿って見た事無いから、
ちょっと興味あります。』ﾜｸﾜｸ



マスタード「だからそう言う事を
サラッと言うんじゃねぇよお前は!」ﾎﾞｶｯ


『ヴっ!...痛いじゃないですか!』ﾑｯ



エッジ「愚兄、今日は我輩の番なんだ、
貴様は寂しかろうが頑張って一人で寝ろ！
A行くぞ。」ｽﾀｽﾀ



マスタード「お前もうソレわざと言ってんだろ!?」



『マスタードさんはまた明日一緒に寝ましょうね、
おやすみなさい。』ｽﾀｽﾀ



マスタード「!だからッ......ｸｿｯ」ｶﾞｼｶﾞｼ



私はわざとエッジの真似をしてマスタードを
からかってから2階へと上がった。


お風呂から上がってエッジもパジャマ何だろうけど

昨日も今日も、
ガウンのような物を上から着ているのでパジャマは見えないんだよな。


どんなの着てるんだろうか？



エッジの部屋に入ると、

彼らしいと言えばらしく整頓されていたが、
あの車の乗り物のベッドでは無かった。

普通の大きめのベッドだ。


エッジ「おっとそうか、Aはニンゲンだから
そのままでは寒いだろう。」ｶﾞｻｺﾞｿ



エッジはふとそう言うと、
クローゼットを開けて何かを探している。

言われてから改めてベッドを見ると、
どうやら毛布の類いは無いようだった。



エッジ「...あった、
これを被れば少しはましだろう。」ｽｯ


エッジが差し出してくれたのは、
少し古くなってはいるが毛布だった。


『ありがとうございますエッジさん!
これで温かく寝られます。』ﾆｺｯ



エッジ「さて、明日も早いから横になろう。」ｽｯ




そう言えばエッジって、

絵本とかもう読まないのかな？


聞いても怒らないかな...

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