ﾀﾋにかけて、飛ばされた先でモブは今度はサンズさん達に振り回され翻弄される。<9>【 Undertale】

426:エッジの大失敗 ページ26

NO side〜店の裏〜




緑色の鳥がイヌッスとイヌッサに
馴れ初め長編ストーリーを聞かされ始めた頃、
マスタードは帰ると言いながら
店の裏に瞬間移動していた。





ーーーーシュンッーーーー


マスタード「...よし、
面倒臭ぇ犬共はあれで何とかなんだろ。
後はアイツを回収しt..」



＊＊＊「仕事もせずに貴様はここで
一体全体何をしている。」ｺﾞｺﾞｺﾞｯ


マスタード「ぁあ"？..パｯ..じゃねぇボス!?」


マスタードが振り返ると、
そこには般若も泣き崩れる程の形相をし、
両腕を組み、仁王立ちしたエッジが立っていた。



マスタード「....奇遇だなあ兄弟?
俺はたまたま近所に用事があったもんでよ。」


エッジ「...Aはきちんと家に居るのか、
よもや連れ出してはいないだろうな？」



マスタード「hehe、
あのガキなら屋内で大人しくしてるぜ？
俺を信じろよ兄弟！」



エッジ「嘘吐きの貴様を信用する程、
我輩はお人好しではない...」ため息


マスタード「？どうしたんだよボス、
何か元気ねぇな?」ｺﾃﾝ



いつものエッジなら、
ここで拳の一発も飛んで来そうな物だが、
彼は何やら考え事をしているのか
珍しく元気がなi..

エッジ「どうしたもこうしたもないわ！」ガンｯ


マスタード「うぉ!?」ﾋﾞｸｯ


マスタードがエッジの顔色を覗こうとすると、
突然エッジは
横に生えている木を、抉れる程殴ったものだから
マスタードはギョッとした顔をした。



エッジ「愚兄、....我輩は、
今日この日と言う日を
どれだけ忌々しく思ったか分からない。」ｸﾞｯ



その、エッジのただならぬ雰囲気に、
おどけていたマスタードも
自然と顔つきが厳しくなる。



マスタード「...どうした、何があったんだ。」



マスタードが聞くと、
エッジは今度は肩をフルフルと震わせたので、
さすがのマスタードも心配になってくる。



エッジ「我輩は失敗した..大失敗だ！」



マスタード「失敗？
お前がそこまで落ち込むなんて
ただ事じゃないだろ..」


エッジ「〔ブラックうさちゃんとLet's参謀10〕の最新号の発売日が昨日だった！」バアンッ



マスタード「.....は？」



エッジ「毎回欠かさず
発売日に買いに行っていたと言うのに
なんと言う失態...
行きつけの本屋の店員に顔向けできん！」
ｽﾞｶﾞｰﾝｯ



マスタード「イヤ買ってくればいいじゃねぇか!?

大丈夫だ本をレジに持ってくだけだろ!!

顔向けまくってもお釣り渡されるだけだから!!」

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