ﾀﾋを覚悟したのに、何故かサンズさん達はモブを守ろうとする。<8>【 Undertale】 (ページ48)

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398:夕食のあとは... ページ48

A side

マスタード「...えいや...でもそれは...!」

エッジ「さあ飯にしよう。
今晩は作り置きしてあるシチューとパンだ。」ｶﾀﾝｯ

マスタード「.....マジかよ」呆然

エッジはそう言うと、
テーブルの前に慣れた手つきで皿を出していく。

...何かギャップが凄い..!
だって目も鋭くて、あんなに怖い性格のエッジが、
進んでキッチンで
料理をするなんて誰も思わないよな....

これで花柄のエプロンとかしてたらもう...!

マスタード「...おい、お前顔やべぇぞ。」引

『...失礼、少々妄想していました。』ｽﾝｯ

マスタード「イヤどんな妄想だよ
スゲェ気になんだけ...ｯヴッ!」ﾀﾞﾝｯ

エッジ「少しは手伝えこの怠け者が！」ﾊﾞｼｯ

...だから怖いよエッジ!!
シチューのオタマが鈍器に見えてきた！

マスタード「イッテェなぁ！
普通に頼めねぇのかよボス!!」ｽﾘｽﾘ

エッジ「文句を言う暇があったらとっとと動け、
シチューが焦げてしまうだろうが。」ｼﾞﾛｯ

マスタード「...チッ...ヘイヘイ！」ﾑｽｯ

マスタードは残ってたコーヒーを飲み干すと、
渋々シチュー皿を出し始めた。

私はエッジから見えない位置にいるマスタードに

小声で話しかけた。

『マスタードさん、何か手伝わせて下さい。』

マスタード「うるせぇ、
もしお前にやらせて怪我でもしてみろ、
俺のせいにされんだろうが！」ムッ

『...でも何もしないわけには...』

マスタード「いいからテメェは大人しくしてろ、
ウロチョロされると迷惑だ」ｷﾞﾛｯ

『...すみません。』ｼｭﾝｯ

..うーん、マスタードと和解できる気がせん。

しばらくして、私達は少し遅い夕食についた。
シチューは美味しいし、
パンは今日、狼男が寄越した物だ。
外側は固いが、
中はモチモチとしていて美味しかった。

食べ終わって一息ついていると、
エッジがタオルを持ってやってくる。

エッジ「Aシャワーを浴びて来い。
血があちこちにこびりついているだろう、
着替えは我輩のシャツを貸してやる。
さっさと行ってこい。」ｽｯ

『あ、はいありがとうございますエッジさん』ﾍﾟｺﾘ

...傷...しみるだろうなぁ.....

さすがにシャワー浴びないと血の臭いが
鼻についてしまいそうだったので、
私は浴室へと向かった。

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マスタード「...チッ何で俺がアイツと
寝なきゃなんねぇんだよ、最悪だぜ..」ｶﾞｼｶﾞｼ