ﾀﾋんで、さあ人生再スタートだ！と意気込んでいたらあっさりサンズに見つかって挙げ句ミラーにその事がバレて...もうどうにでもなーれー。<15>【 Undertale】

740:お金の価値観 ページ40

A side









次の日








ミラーは本当に
新しい家を探しに出ていってしまった。









....家を探すったって、



そんなお金どうするつもりなんだよ...。








まさか、


おじいちゃん達にお願いするつもりなんだろうか、





家をおねだりってもう訳が分からん













―――――ピンポーン――――――













『あ、はーい。』ｽﾀｽﾀ










―――――ガチャッ――――――











コール「Aさん、
おはようございます！
昨日は兄姉がお騒がせしてすみませんでした。」







『おはようございますコールさん、
私こそ、色々とありがとうございました。

実は、ミラーったら今朝本当に
家を見に行っちゃったんです。』






コール「！...おや、
流石の行動力ですね...」






『はぁ、あんな簡単に

近所で大根買って来るー

みたいなノリで家買いに行く人なんか居ないよ。

やはり元が人間では無いから金銭感覚が..』ため息







コール「...と言う事は、

今日はミラー様は不在なんですか？」







『えぇ、今日は遅くなるって言ってました。

一体何処から持ってきたのか
家のパンフレットを大量に持ってたからね。』






あの子にも困ったものだ






コール「では、今日はミラー様の悪口は
聞かなくて済みそうですね。

家の掃除が済みましたら

美味しい紅茶を淹れますよ。」ｽｯ





『あーいえ、
掃除なら私がやりましたから大丈夫ですよ。

転生する前は、給仕の真似事をやっていたので』







コール「え、そうでしたか。

でも、それだと私の仕事が...」困





『すみません、そうは思ったんですけど、

人様に掃除をしてもらうような習慣が無くて。

昨日も言いましたが
私は転生前は一般庶民ですから。』ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ








コール「...んー、では庭の手入れでも...」







『あの、もし良かったら、

これから喫茶店に行きませんか？

昨日のお詫びも兼ねて御馳走します。』





そう言うと、


コールさんは面食らったような顔をした。







コール「え?いえ!それは、

私は働きに来ているんですから、」









『...んー、では、私に接待して下さい。

それなら、職務のいっかんですよね？』









コール「...流石は元会社員....

参りました。」苦笑









『交渉成立ですね。

さぁモーニングAセット食べに行きましょう！』
ｷﾗｷﾗ







コール「食べたかったんですね、Aセット。」

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