ﾀﾋんで、さあ人生再スタートだ！と意気込んでいたらあっさりサンズに見つかって挙げ句ミラーにその事がバレて...もうどうにでもなーれー。<15>【 Undertale】

738:姫起床 ページ38

A side








『...まぁ、随分と理不尽な理由ですね..』






コール「私もそう思います。
でも、雇い主である旦那様に言われたら
どうしようもありませんからね。」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ










...まぁ世のご婦人からしたら



確かに、

イケメンマッチョメーンは目の毒か、




かくいう私だって、


ミラーとコールさんのツーショットを見て




(眼福)だなんて思ってる位だし。
















ミラー「....んんん」ﾓｿﾞｯ






『!...ミラー？起きたの？』ｽｯ






ミラーはうめき声を上げると、


細い眉を歪めて


その、長い睫毛をたたえた瞳をうっすらと開いた。






私はソファのへりに手をついて

ミラーの顔を覗きこんだ。








ミラー「....あれ....私....」ﾎﾞｰｯ







『ごめんねミラー、
君が癇癪を起こしてしまって
話をする所じゃかったから
コールさんに頼んで眠らせて貰ったんだ。
気分はどう？』








私がそう言うと、

ミラーは意識を覚醒させたのか

可愛い眉を歪めて、嫌そうな顔をしながら

コールさんを睨み付けた。






ミラー「...ふん、いけ好かない男ね。

まぁ、ただの雑用ならもういいわ。
ただし、
Aに手出したら沈めるわよ？」ﾑｽｯ





コール「な!?
手なんて間違っても出しませんよ！」






ミラー「ふん、どうだか分かった物では無いわ。
オタクメガネは
ムッツリと相場が決まっているのよ！」ﾋﾞｼｯ




コール「!!??ムっ、ムッツッ!?」ｽﾞｶﾞｰﾝｯ





『ミラーもう止めてあげてくれ、

彼のメンタルがもたん。』ｶﾞｼｯ








私がそう言うと、

ミラーは不機嫌そうな顔をしながらも

口論をやめてくれたようだった。








ミラー「...まいっか、
オタクメガネいじるのも飽きたし。

ねぇA、私お腹空いた。」ｸｲｯ






『??あ、そうだったね。
キャベツとベーコンのパスタ出来てるよ、
温めるから待ってて。何か飲む？』






ミラー「砂糖マシマシカフェオレ」



『あいよ。』ﾎﾟﾝｯ






コール「...砂糖....マシマシ...」ﾌﾑｯ







『この子はカフェオレに
砂糖を沢山入れたのが好きなんです。』









コール「作る所を見ていてもいいですか?」ｽｸｯ




『?えぇ、全然構いませんよ。
ちなみに、ミラーのカフェオレは
お砂糖を普通のスプーンで6回掬って..』ｱﾚｺﾚ












あぁ、

誰かと料理の話が出来るって素晴らしい！！



ミラーは全く料理しないからな！

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