ﾀﾋんで、さあ人生再スタートだ！と意気込んでいたらあっさりサンズに見つかって挙げ句ミラーにその事がバレて...もうどうにでもなーれー。<15>【 Undertale】

730:コールに夢中...? ページ30

A side










『...あの....つかぬことを伺いまふが...』








私は、
コールさんに顎を手でホールドされながら
モゴモゴと口を開いた。





コール「?はい、何ですか」





『...その目薬....目に染みまふか..』ｼﾞｯ






コール「......」















あぁ、コールさんの目が語っている









コイツは何を言うとるんだと...











分かってるよ、







でも仕方ないじゃないか！





私は痛いのも染みるのも嫌いなんだよ...!!









コール「...Aさん...、
お願いですから、
そんな目をしないで下さい...」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ




『....やっぱり、染みるんでふか..』ｶﾞｰﾝｯ





コールさんは、

何故か下を向いてそう言うと、

また顔を此方に向けた。






コール「...大丈夫ですよAさん、

さ、片目づついきますね。」ｽｯ




コールさんはそう言って

私の目に薬の入った瓶を傾ける、








―――――ピチョンッ――――――











――――――ピチョンッ―――――――










『....うぅ...』ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ





コール「大丈夫ですか...?」







『..ダイジョウブデス。

はぁ、子供みたいな事を言ってすみません。

昔から痛いのと染みるのは嫌いなんです..』ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ






コール「ははっ、
Aさんってしっかりとした女性なのに、
意外と子供っぽい所があるんですね。」ﾆｺｯ





『ミラーにも散々小バカにされてますよ、

でもこれだけはどうしても治らなくて。』苦笑





コール「え、
別に無理して治す必要は無いのでは?

私は、女性らしくて可愛いと思いますけど..」





『おや、流石は大人だねコールさん。

いつもそうやって女性を口説いてるのかい?』ﾂﾝﾂﾝ






私は、からかうようにそう言いながら

コールさんの頬をつついた。







コール「...え?.....え！？

い、いや、今のは違うんですAさん！

僕はそんなつもりじゃ..!?」ｱﾜｱﾜ




『うん、もちろん分かってますよ。

からかってみただけです。』ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ










―――――――バァアアアアアンッ――――――――





＊＊＊「可愛い弟の危険を察知ー！！」ドドンッ







『え、誰！？』ﾋﾞｸｯ









コール「!!??.......」絶句








驚いて玄関を見ると、

そこには



体長2メートルはあろう女性が

私とコールさんを見下ろしながら立っていた。

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