ﾀﾋんで、さあ人生再スタートだ！と意気込んでいたらあっさりサンズに見つかって挙げ句ミラーにその事がバレて...もうどうにでもなーれー。<15>【 Undertale】

726:何で言っちゃうの君は！？ ページ26

A side











....もう....グチャグチャやぁあああ











どないするんやミラー様よ














ミラー「お前、一体何者なの？」ｼﾞﾄｯ






ミラーはコールさんから少し距離を置くと

少し警戒した様子でそう言った。








コール「はい、私はお手伝いのコールと申します。
先日Aさんとお話して、
今日から働かせて頂く事になりました。」ｽｯ






コールさんはそう言うと

彼女に向かって軽く会釈をしたが、


その目線をミラーから外す事はしない。








ミラー「ふーん、
でもただの家政婦じゃないわよね？」ｼﾞｯ







コール「...私の家は、
代々、名のある邸宅のお手伝いをしています。

昔から身分の高い主人程、
悲しい事ですが命を狙う者も多く、
私達一族はそうした輩の身分を調べたり、
主人を守るお役目も努めています。」






『...じゃあ、祖父母には、
そうした危険があるって事なんですか..?』







コール「いえ、それは大丈夫だと思います。

旦那様は会社の後継人に親族を立て、
一線を退いてからは、
このお屋敷で奥様と静かに過ごされていますので、
その心配は無用かと、

何せ私達も、父の引退を機に
しばらくお暇を頂いていた位ですから。」






『そうですか...』ﾎｯ




ミラー「ふん、激しくどうでもいいわね、

それより呼び鈴、いつまで引っ付いてんのよ！
さっさとAを渡しなさい！」ｲﾗｲﾗ






コール「呼び鈴ではなくコールです！

しかし、貴女には色々と違和感を感じます。


..まさかとは思いますが、

先程の暗示の類いの力は

(人間)ではない故の力なのでは...」ｼﾞｯ






ミラー「ふん!
アンタがインターホンだろうが
ブザーだろうが私には関係無いわ。

何よオタクメガネの癖に...!

〔今〕は人間の私でも本気を出せば
アンタなんかズタズタにしてやれるんだから、
調子に乗るんじゃないわよ！！」ﾋﾟｷｯ







コール「..やはりモンスターか..」ﾁｬｷｯ






『!?あ、コールさん！

お願い、ミラーに危害を加えないd...!?』ｶﾞｼｯ







―――――ボンッボンッ―――――






突然、辺りに光が走ったかと思うと、






一面に煙が充満し、目の前は真っ白に







ミラー「ちょっ...ゲホッゲホッ！！」




『ミラー!?』




コール「Aさん、安心して下さい、
しばらく気絶してもらうだけです。」






煙が薄くなり、目を凝らすと、

ミラーは床に突っ伏していた。

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