ﾀﾋぬ日が近づいたので姿をくらまそうとしたらサンズ達に捕まりました。<12>【 Undertale】 (ページ43)

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593:忠告を無視した代償はページ43

A side

―――――――ガサガサッ――――――――

――――――シャッ――――――シャッ――――――

『....いやどんだけあんのゴミ!?』ｸﾞｯ

想像していたよりも多いぞ....

キラー「ふぁぁあ、見ててもつまんないし
俺部屋でちょっと昼寝してくるー！
んじゃ、掃除よろしくねー」ﾃｸﾃｸ

『...はい、全力でｶﾞﾝﾊﾞﾘﾏｽ...』ｼｬｯｼｬｯ

頑張るけどよ、
やってもやっても足元が見えないんだけど！

......

クロスは....きっとあれだ、

わざと掃除しなかったんだろうな。

流石にこれだけゴミ山になれば
誰かが掃除位はすると思ったんだろう。

.....見事に目算外れているけどね....

私は5つ目のゴミ袋を開いてため息をついた。

『....んーーあと3枚分でゴミは片付くかな..』

マーダー「....おい」

部屋を見渡してザックリと目星をつけていると、

ふいに呼ばれた私はそちらを振り返った。

マーダーは、
いつの間にか自分で淹れたコーヒーを
ソファで飲みながら私の掃除を見ていたようだ。

...もしかして埃っぽかったかな...

『はい、何ですか？』

マーダー「...ちょっと来い」

『..??はい。』ｽﾀｽﾀ

マーダーの側に来た私は、

少し距離を空けて立ち止まった。

マーダー「he、随分離れてんな、
お前俺が怖いのか？」ﾆﾔｯ

『...え?..あーいえ、
掃除してたから服が汚れてますのでね。
それで、何ですk..』

マーダー「お前の小さな脳ミソに免じて
今回は多めに見てやるがな」ﾋﾟﾝｯ

―――――――グンッ――――――

『...アグッ!?』ｸﾞｲｯ

―――――――ドサッ――――――――

ふいにマーダーの赤い瞳が揺らめき

私は無遠慮な引力に突然引っ張られて

ソファに体を押し付けられた。

マーダー「俺と話す時は
敬語を外せと言ったはずだ。

次間違えたらお前の唯一の抵抗手段の
その右目をくり貫く....分かったか？」ｽｯ

―――――ガシッ――――――

身動きができないよう上にまたがり、

そう呟いたマーダーは
私の首に手を回した。

『...ご..ごめ...なさっ..!!』ｶﾀｶﾀ

ゾッとする程優しい声色で
恐ろしい内容を話しながら

首を絞めてくるマーダーへの恐怖で
体はガタガタと震えて止まらない。

マーダー「でも、

何の仕置きもしねぇってのは躾にならねぇよな。」ﾋﾟﾝｯ

『....えっ...!?』ﾋﾞｸｯ

ち、ちょっと待って...！？