ﾀﾋぬ日が近づいたので姿をくらまそうとしたらサンズ達に捕まりました。<12>【 Undertale】

554:狂気を含んだ人間達は.. ページ4

NO side




子供のモンスターは必死に嫌がるも、

大人の人間三人に囲まれては成す術もない。



子供は囲まれて、
人間達から好奇心の眼差しを向けられる。



隊員H「お前等ふざけるなよ!?
その子は子供なんだぞ!?」



隊員I「頼む子供には手を出さないでくれ!
俺達には何をしても構わない！だから頼む！」



隊員G「そ、そのネックレスはやるから、
この町から出て行け！」





人間A「...ぁあ？
たかが犬畜生が人間様に指図すんなよ！
なぁこのガキどうする?」



人間B「そうだなぁ、
まあゴーストってんなら十字架くっつけたり、
塩付けたらどうなるか気になるよな?」ﾆﾔﾆﾔ


人間C「あ！俺もそれ思った!
あと何だっけ..ああ！
清水とかやってみようぜ？
浄化されるかやってみてぇ！」ｷﾞｬﾊﾊﾊｯ




＊＊＊「...わ.....わ....
私は完全なお化けじゃないもん!
お兄ちゃん達触れてるのに分からないなんて
頭...わ、悪いんだね！
そんなものかけられたってﾀﾋなないもん！」ｶﾞｸｶﾞｸ




人間A「ぁあ"?....へぇ、じゃあよ、」ｸﾞｲｯ



『ﾋｸﾞｯ!!??』



隊員G「おいよせ!！」


隊員I「貴様正気か!?」


隊員H「...クソッたれぇえ!!!!」ｸﾞﾙﾙﾙﾙｯ


ーーーーーギチギチッーーーーー



＊＊＊「....ｱｸﾞｩｯ...!!」


人間G「首締めたらﾀﾋぬのかあ？」ｸﾞｸﾞｯ




ーーーーーピシピシッバキッーーーーー




人間C「....ん....何だぁ？..今窓が...」



人間B「...ﾋｯｸ...ヒャハハハッ!!
おい見ろって！ゴーストが苦しんでるぜ？

...ってかこのコイツさー、

中身どうなってんのかな？」ﾆﾔﾆﾔ



人間C「んー？さあ、見たことネェしなあ？

ヒッぺがしてみるか！」ﾆﾔｯ





モンスターの子供の首を締めて
ニヤニヤと笑っている人間達を、

兵士達は信じられない物を見るかのように
身震いしながら怒りを抑えきれずにいた。


だが兵士達は、
まるで何かに押さえつけられたかのように

じっと動かない。



そのうち、首を締めている人間の

後ろに居た仲間達がおもむろに

モンスターの子供の布に手をかけた。




人間B「はーい皆さんご注目ー！」ﾆﾔｯ

人間C「ゴーストの中身初披露でーす！」ｹﾞﾗｹﾞﾗ






ーーーーーチリンチリンッーーーーー





モンスターの子供は必死に抵抗していたが



途端に大人しくなり、布は呆気なく引き剥がされた







人間A「.....あ？.....は？」








＊＊＊「....ｹﾞﾎｯ..」ﾆﾔｯ

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