ﾀﾋぬ日が近づいたので姿をくらまそうとしたらサンズ達に捕まりました。<12>【 Undertale】

577:勇者の憤怒 ページ27

A side





『...あの、失礼かもしれないんですが、
そのお金って本物何ですか？
ほら、博士って思念体..?だから...』


ガスター「あーそうだよね、もちろん本物だよ。
このお金は私が昔、
国王直属の研究員だった頃に
溜め込んでいたお金なんだ。

実は以前、好奇心に負けてサンズ君に
バグを応用して作ったお金を渡したら、
っいやぁこれが
バッチリ気づかれてミンチにされてね!
それ以来懲りて本物だけ使っているよ！」ﾆｺﾆｺ



『怖い息子さん。
...しかしミンチ好きだな、
ほぼ毎回粉微塵じゃないですか....

サンズさんは博士を
ハンバーグか何かにするつもりなんですか?』



サンズ「he、こんな食えねぇ野郎を
料理したって腹壊すだけだぜ。」ﾋﾗﾋﾗ




サンズはそう言うとコーヒーを飲みながら
携帯を見つめた。



...そう言えば、

アルフィスが熱を出したとかって言っていたけど、

研究の方は大丈夫なんだろうか？

確か、私の捜索に加えて、
サンズはその研究も同時進行していたから
何徹もしてたと言っていた気がする。



ガスター「...おやおや、
サンズ君も忙しいんだね？」



....またこの人は人の思考を.....



『....はぁ、もう何も言いません。』ため息




サンズ「....チッ..やっぱ無理か...
今日も休もうかと思ったんだが、
流石にアルフィスのヤツが根を上げたみてぇだ。
アンダインからのメールが20件も来てるぜ。」



『...え何ソレこわっ..』



アンダインからメールの連打は恐すぎる!!!

私なら中身開けたくない...!


今だけ携帯無くて良かったと心から思うよ。



サンズ「...はぁ、
オイラも同行したかったけど
仕事に行かないとダメそうだな。」



『私ならご心配なく、
ご飯作ったら帰りますから。それより、
サンズさんこそ青い槍には気をつけて下さいね。』



サンズ「...あぁ、
出会い頭に打ってきやがるだろうからな。
he、しかしお前さんも
アイツの性格が分かってるじゃねぇか」ﾆﾔﾘ



『...喫茶店でアンダインさんが、
槍をブッパした瞬間に理解しました。

彼女はゲームのキャラのまんまなのだと..』



....正義に熱く燃える心と

己の信念を曲げない強さはカッコいいけどね..


実際居たら怖いよ...?

直ぐ怒るし槍は飛んでくるし...


ーープルルルルルッーー


サンズ「....もしm..」


アンダイン「この大怠け骨が！！！！
メールの返事くらいしたらどうなんだ！！」ｷﾞｬｰｽｯ



『!!!???』ｷｰｰｰｰﾝｯ

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