ﾀﾋぬ日が近づいたので姿をくらまそうとしたらサンズ達に捕まりました。<12>【 Undertale】

566:店主は命を大事にした ページ16

A side





....二人の様子を何気なく見ていたが、

特に不審な動きや言動は無さそうだった。





....って、



私は何を考えてるんだ...?






シロ「A様！
せっかく店主を脅して焼きたてのパンと
出来立てのスープを用意したんですから、
皆で食べましょうよ！」ﾆｶｯ



『何か聞き捨てならないフレーズが聞こえた』



サンズ「パピルスも食うだろ?
お前の分もあるぜ。」



パピルス「おー流石は兄弟だな！
もちろん食べるぞ！
....ニェッ!?これ、
街中にある有名パン屋のパンじゃないか!?
スープもそうだ!!
これいっつも朝には売り切れちゃうのに!?」ｷﾗｷﾗ




サンズ「あー、確かに売り切れてたぜ、
あのカラスがニタリ顔で店主に近づくまではな」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜夕方〜パン屋





サンズ「ふぅ、すっかり遅くなっちまったな。
...ってか、何でお前の服を
オイラが用立ててやんなきゃなんねぇんだ。」ﾑｯ



シロ「汚れてしまったのだから仕方ないだろう、
あんな格好では
A様にハグが出来ないではないか！
そんな事も分からんとは
貴様はやはり脳足りんだな！」ｶｰｶｯｶｯｶ



サンズ「今すぐ服代払え割増料金でだ。」ﾋﾟｷｯ



シロ「そんな事よりA様、
今頃お腹を空かせているのだろうな....ん..?
お、あれはパン屋だ！
おい骨、
A様にパンとスープを買って帰ろう！」ﾀﾀﾀｯ



サンズ「....どうせ買うのオイラだろ..」ため息




ーーーーカランカランッーーーーー




店主「..??おや、すみませんお客様、
せっかく来て頂いたのですが
本日の分のパンは全て完売しまして...」


サンズ「...そうか、なら仕方ねe..」

シロ「調度良かった、焼きたてがいいからな！
今すぐにこの店で一番人気のあるパンと
スープを用意しろ。」



店主「...は？..いや、
あのですからお客様、もう本日は店じまいd..」

シロ「女が見える」


店主「..え?女？」



シロ「貴様と繋がりの深い者だが、
この写真立てに写っている茶髪のご婦人ではなく、
若くて金髪の赤いピアスの女だ。
これは誰だろうなぁ、ご婦人に聞いてみるk..」



店主「!!??アァアアそうそう！
調度今から
パンとスープを作る所でございましたァああ!!!
どどどどうぞお座りになってお待ち下さい！」バッ


シロ「ん？そうか?悪いな店主！」



店主「とんでもないですう！お茶淹れますね!!」
ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ




サンズ「...こっわコイツ」

567:腕は確かな店主→←565:寝ると腰が痛くなりそうだね

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す