ﾀﾋぬ選択肢を選ぼうとした主人公を今度はサンズ達が何がなんでも止めようと追跡してくる。<11>【 Undertale】

537:リアルスターの勧誘 ページ37

A side




何と、玄関から現れたのは、

このゲームきっての癒し枠でもある
パピルスだった。


私は嬉しくなってパピルスの元へ駆け寄る。



パピルス「A！本当に無事で良かった！
俺様とーっても心配したんだぞ！」ﾋｮｲｯ


パピルスはそう言うと
私を両手で抱えあげて持ち上げるので、

見ている視線が一気に高くなった。

...いいなぁパピルスは高身長で、

少しでいいから分けて欲しい。



『ご心配おかけしてすみませんでした、
..何やらチラシまで貼って下さったとか、』



パピルス「俺様お手製の張り紙の事だな！
その紙にAのありとあらゆる
情報を乗せておいたんだけど、
ひっきりなしに電話が来て凄かったんだよ！
さすがは俺様のチラシでしょ！

まぁ変な電話ばっかで、
全然有力な情報来なかったけど。」



『....アハハハ...ありとあらゆる..ｶｧ....』泣



サンズ「he、まぁ安心しろよA、
その電話してきた奴等はこないだ
オイラが直接注意してきたから来ないぜ。」ﾎﾟﾝｯ





ドリーム「...ねぇインク、サンズのヤツ
今サラッと注意してきたって言ってたけどさ、
電話してきただけなのに
どうやって居場所知ったんだろうね？」ﾋｿｯ



インク「もちろんそれも気になるけど、
ボクはその注意の(内容)の方が気になる！！
来ないのか(来れない)のかどっちだろう!?」ﾋｿｯ





パピルス「Aが戻ったって聞いたし、
その張り紙はさっき全部剥がして来たぞ！」



『...え、さっき...!?』



パピルス「うん！ちゃーんと剥がしてきた！
貼った場所は覚えてるし簡単な事だ！」



『貼った場所、全部記憶してるんですか!?』驚



私が驚愕していると、
パピルスは不思議そうな顔で小首を傾げる。



パピルス「？当然覚えてるぞ、
それくらい覚えられなきゃ
一人前のロイヤルガードとは言えないからな！」
ﾆｶｯ




....イヤイヤイヤ数百枚貼ったチラシなんて


普通覚えられんよパピルス....




パピルス「...ねぇA、」



『はい、何ですか？』



パピルス「俺様ね、
Aとどーしてもやりたい事があるんだ！
あ、でも無理なら全然断っていいからね！」



『フフッはい、何ですかやりたい事って？』ﾆｺｯ




...何この、その辺の女子よりカワイイ子は...



癒されすぎて浄化されそうだよ...




パピルス「あのね、

俺様Aとデートしたい！」ﾆｶｯ




『.....ゴフッ』吐血

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