ﾀﾋぬ選択肢を選ぼうとした主人公を今度はサンズ達が何がなんでも止めようと追跡してくる。<11>【 Undertale】

528:ﾀﾋ神と守護者と崇拝者 ページ28

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シロはあれから、

Aから聞いた内容をリーパーに
事細かく説明した。



シロ「あと、
A様は変わらず可愛らしいお方ですよ、
あれから髪が2.5ミリ程伸びまして、
風に靡くフワフワの髪が尚愛らしくなりました！
悩みを強いて申し上げるのなら、

虫避けにもう少し太って頂きたいなって..」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ



リーパー「....oh..」引




インク「ねーシロー!!
そろそろ戻ってきてよ！
ボク、エラーみたいに
開きっぱなしに出来ないんだからさー！」ﾋｮｺｯ




シロ「貴様邪魔をするな！
私は今、主人と楽しい楽しい会話の最中なのだぞ！
主人がこれ程
私の話に耳を貸して下さる事なんか無いんだ！
その幸福な時間を奪うつもりか！」ﾑｯ



インク「いやリーパードン引きしてんじゃん！
楽しい楽しい会話をしていたようには
とても見えないんだけど！？

それにさ、そろそろAちゃんお風呂から出てくるんじゃないの？
湯上がり美少女と男のサンズを
二人きりにするのはどうかと思うけどなあ？」大声



シロ「！？貴様何故それを早く言わんのだ！
早く帰らなければA様が危ない!
では主人、私はこれで失礼致します。」ｼｭｯ



シロは目にも止まらない早さで飛び上がると、

インクが開けておいたポータルの中へと消えていった。

それを見たインクがポータルを閉めようとすると、



リーパー「...おい筆男。」



インク「雪男みたいに呼ばないで！
ボクはインクだってば！なに？」



リーパー「...例えばの話なんだけどよ、
バグの原因が見つかったとして、
それが、心を持ってる生き物だったとしても
お前はソイツを コロ すのか？」



インク「え!?んーーーと、
もし心がある生き物なら
ボクだって コロ すなんて事はしたくないけど、
余程の事が無い限りは
消すか初期化するしか....ないと思う。

でも、何でそんな事聞くの？」



リーパー「....いや、
何となく気になっただけだ、じゃあな。」ﾋﾗﾋﾗ



怪訝そうな顔をするインクを無視して、

リーパーらヒラヒラと手を振りながら
自室へと入って行ってしまった。



インク「???変なリーパー。

あ！いっけないスワップにもバグ出てるよー！
早く行かなきゃ！」ダッ



インクがふと、自分のアジトを振り返ると

アンダースワップ内部にもバグの兆候がみられた。


彼は瞳を変えて気を引き締めると、

背中の大筆を手に取ってスワップの世界へと

飛んで行った。

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