愛されマネ ◇ Ａ 【 短編 】

王様ゲーム! : 3 ページ12

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｢｢｢｢｢王様だーれだ！｣｣｣｣｣




宮内｢..フン、俺だ｣




これで４回目、

２回目は純さんが春っちに床ドンで

３回目が御幸が東条に股ドン。


純さんにいたっては床ドンの威力が強すぎて
春っちの顔が引き攣ってて可哀想だった。

御幸と東条は恥も感じさせず
お互い真顔で股ドン。｢慣れだな｣なんて哲さんに言われててた。




...と来ると次は




宮内｢１番と１８番が壁ドン、だな｣




｢....あ、私１番｣




と呟くと おおっとざわめく。
女子２人しか居ないからほぼ男同士だしね..




亮介｢で、18番誰？｣




倉持｢....俺っすね｣




そう言って手を挙げる倉持に
皆が冷やかしをかける。


ゾノ｢何や恥ずかしいのか倉持〜！！｣


御幸｢壁ドンの後に一言かませよ〜｣


純｢録画するから思いっ切りやれよテメエら！｣



｢録画だけは勘弁してください純さん｣なんて苦笑いしながら
私と倉持は壁側に寄る。



で、私は壁に背中を付けて真正面の倉持と見つめ合う。

なんかすごい恥ずかしい..胸がドキドキしてるのが相手に分かってしまうのでないかと思うくらい。




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ドンッ





倉持｢....好きって言うまで逃がさない｣





いつもより低めのトーンで囁く倉持に
不覚にもキュンとした自分を殴りたい。




シン..っとなった部屋の中に
一斉にみんなが声を上げる。

沢村と春っち、春乃ちゃんなんて真っ赤だし。





亮介｢....吉岡、顔真っ赤。｣





亮さんの一言で一気に私が冷やかされる。

なんかムカついたからとりあえず倉持を蹴っておいた。






倉持｢いてえよ馬鹿！｣





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