【本編】大正時代の吸血鬼はめちゃくちゃ大変だそうです！【鬼滅の刃】【歌/い/手】

弐．相談 ページ3

炭治郎side

炭治郎｢ふぅー疲れたなぁ･･････｣

善逸｢本当だよ･･････｣

機能回復訓練の帰り道、俺達は他愛のない話をしていた。因みに、伊之助は任務で居ない。

莉央｢あっ！炭治郎君に善逸君！｣

すると、同じ吸血鬼滅殺本部の莉央さんがぴょんぴょんと跳ねながら俺らに手を振っていた。

彼は俺達より年上だが、俺達より背が低くとても可愛らしい方だ。

炭治郎｢莉央さん！ご無沙汰してます！｣

莉央｢ふふふー久しぶりー｣

周りで花が飛んでいるような気がする。善逸は、華やかな彼の笑顔を見て｢妬ましい｣と呟いていた。

莉央｢二人とも順調？｣

炭治郎｢はい！｣

善逸｢一応･･････｣

炭治郎｢あっそうだ！莉央さんに相談したいことがあるんですけど･･････｣

俺は、さっき善逸と少しだけ話していた内容を莉央さんに話した。

俺達が話終わると、莉央さんは少し黙った後こう言った。

莉央｢･･････俺は吸血鬼は絶対悪だと思う｣

炭治郎｢どうして！｣

莉央｢だって、俺何回も吸血鬼に騙されたんだよ。アイツらは人間のふりをしていつか俺らを殺そうとしてる｣

莉央さんからは悲しそうだけど怒っているような匂いがした。

しのぶ｢莉央さーん。包帯用意しましたよー｣

莉央｢あっはい！それじゃあ、ばいばーい！｣

そう言って、彼は走って行ってしまった。

莉央｢･･････アースのばか。レインのばか。刹莉のばか。ばか。ばーか！｣

その後聞いた話だが、彼は吸血鬼と関わることが多かったそうだ。

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