Whitelight DLC【実/況/者】 (ページ34)

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34 伝えなきゃ伝わらないページ34

「せ～の」

「「モノクロラジオ！」」

「「「with非公式ズ〜」」」

フゥ～！と適当に盛り上がったと思えば
急にピタッと静かになって思わず笑いだしてしまった。
笑いがどんどんと伝染していく。

「まず…ね？イベント良かったよ、非公式ズ！」

つい先日終わったイベントについて触れた。

「ありがとうございますぅ〜」

トシゾーさんがいつも通りの話し方で話しだした。

「いつもの動画のまま面白かった。」

「見てくれてたんだ？！」

ぴらのさんが驚いている。つくづく表現が豊かな人だ。

「オンラインで見てたよ〜笑」

言ってくれれば会場で席用意したのに〜と
笑いながら言われた。

「いや〜コハクもANN良かったよ？」

フジくんは皆でやったANNを聞いてくれていたようで。

「やったぁ～皆にも伝えとくね。」

「次、東京ドームでしょ？」

とわぽんは次のイベントを覚えていた。

「うん、6月に東京ドームでイベント。
キヨ、レトルト、
牛沢、ガッチマン、コハクの5人ね。」

「改めて聞くととんでもないメンバー…」

「重鎮揃いですよ。」

「そうでしょ〜笑？」

「謙遜しないんだ笑」

「私がしちゃうと
他4人までそうじゃないみたいだからね。」

謙遜することが必ず良いとは限らないのだ。

ラジオを勧めているうちに
こんな時にしか話さないでしょ。と
非公式ズの馴れ初めを聞き終わると

「こんな時にしか話さないでしょ？」

フジくんからブーメランが帰ってきた。

「大人数でご飯食べに行ってた頃の余り。」

それももうかれこれ6、7年前の話になる。

「えっ？！そうなの？！」

「そうだよ〜笑
引退したり、はたまた別のチームが出来たり、
いつの間にか来なくなったりね。
最終的に残ってたのが5人だった感じ。」

「へぇ〜必然性がすごいな。」

そう言ってもらえると…

「会えて良かったな。とは思うね。」

「ほぉ…。」

「あっ…遅延して恥ずかしさが…フジくん？分かるね？」

嬉しいけれど…なんだか気恥ずかしくて。

「ヤだね〜笑」

…でも本心で。

「聞かれないことを祈るばかりだな…笑」

――――――

無論。ちゃんと聞かれていました。

「な～んだ、コハク俺らのこと大好きじゃ～ん笑」

「なんか悪いんですか〜？」

「えっ。その返ししてくるの？！いや、悪くないけど…！」

「会えて良かったんだもんねぇ〜？」

「そろそろ止めとかないと
君たちも恥ずかしさが遅延してくるよ？」

「新手の脅し…笑」

思いは伝えなきゃ伝わらない。