文豪達に勉強教わりたい人集まれ！ (ページ14)

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国語漢文1 リク中島敦ページ14

神楽さんより、リクエスト頂きました！
ありがとうございます！

先生は敦君です。どうぞ！

中島敦です。今回は｢漢文｣をやります。

漢文、難しいですよね……
感じだらけだし、見るだけで嫌になる人は多いと思います。作者もその一人らしいです。

まずは漢文の基本事項を勉強しましょう！

※漢文は縦書きですが、横書きにします。
※返り点、送りがなの区別がつきづらいと思いますが、フリガナのように上に半角で(・・・)書いたのが送りがな、文字の横に書いたのが返り点です。

分かりづらくてすみません！

｢白文｣……中国の漢字ばかりで書かれた文。
例
書字

｢訓読(文)｣……日本語の文章に近いように読み替え、句読点、返り点、送りがなを付けた文。
例
書(ｸ)レ字(ｦ)。

｢書き下し文｣……訓読したものを漢字、仮名まじりで書いた文。
例
字を書く。

｢返り点｣って何？

と思った人もいると思います。

ここから｢返り点｣についてやります。

返り点とは、訓読する時に読み方の順序を示す記号で、使い方、読み方に決まりがあります。

決まりさえ覚えれば、後はパズルのように考えるといいですよ。(あくまで作者の考えです)

⑴レ点……1字だけ上にかえる時に付けます。
例
読(ﾑ)レ本(ｦ)
↓
本を読む。

有(ﾚﾊﾞ)レ備(ﾍ) 無(ｼ)レ患(ﾋ)。
↓
備えあれば患(うれ)い無し。

つまり

〇レ〇
とあれば
②レ ①
の順番

〇レ〇レ〇
とあれば
③レ ②レ ①
の順番になります。

文字数と内容の関係で次に続きます！