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22話 ページ22
はぁ、今日の部活終わりは特に腹減るわー
あの美味いパン屋寄って帰ろかな
お…ラッキー！金あるやん！今日は2個買お…
「……ばかやろうーー！！」
「！？」
後ろの方からバタバタとした足音と大きな叫び声が聞こえる
恐る恐る振り返ってみると、大泣きしながらこっちに女子が走って来とる
てゆーかよく見てみると……
「え…ツムの彼女さん…？」
俺の横を抜けていく寸前で俺は声をかけた
「ちょっと待って！」
「バカバカバカ…！」
全然聞こえてなさそうだったから手首を反射的に掴んだ
「ちょ、ちょっと待ってって！！」
「…………ッグス」
やっと聞こえたのか止まってくれた
でも、顔を見てみるとまだ泣き続けてて走ったからか髪もボサボサ
ほんまにあのAさんなんか…
俺が彼女をまじまじと見ていると
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作者名：(名前) | 作成日時：2020年5月3日 19時
