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とぅえんてぃ ページ20

彼女のひいじいちゃんという人は、それはそれは元気な爺さんだった

初めて出会ったのは彼女と出会って間もない頃

なんでも、彼女がウチの前で転んだあの日、向かっていたのはひいじいちゃんの家だったらしい


「なぁ、ほんとうにおれもいってええん?」

「だいじょーぶ!ひいじいちゃんはやさしいんだよ!それに、いっぱいあそんでくれるから、たのしいの!」

「そうなん…?」


唐突に誘われた俺は断りきれずに彼女に手を引かれて家、というよりは屋敷のような場所に足を踏み入れた
そう言えば、初めて会った時とは比べ物にならないくらい強引で、明るくなった彼女に押し負けることが多くなったかもしれない

正直に言えば、入りたくない場所だった

とても近所にあるが故に、たまに怖い人が出入りするのを見る

独特な雰囲気が滲み出るこの屋敷は、好奇心だけで入り込めるようなものではなかった

少なくとも俺は、そんな好奇心は持ち合わせていなかったから


「おう、来たか」


だから、ひいじいちゃんというその老人を見て、とても驚いた


「ひいじいちゃん!」

「ん?友達も来たのか!」


とても明るくて、明らかに歳であるはずなのに、若々しささえ感じた


「あ、あの、しょっぴ、です」

「おう。Aからよく聞く名前だな。そうかそうか、お前がショッピか。いつもAと遊んでくれてありがとうな」

「いえ、こちら、こそ」


俺が名乗ると嬉しそうに頭を撫でてくる

なんとなく、彼女が懐く理由が分かる気がする

この人は、人の心を掴むのが上手い

頭を撫でられただけなのに、心がふわふわとして、愛されてる、と感じる

親からの愛とは違う


この人は、自分を護ってくれると思った

とぅえんてぃ_わん→←ないんてぃーん



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名無氏無名(プロフ) - ボロ泣き勢です (2021年8月19日 0時) (レス) id: 7157daf28b (このIDを非表示/違反報告)
私猫(プロフ) - 愛してます((( (2021年4月30日 6時) (レス) id: a5b5a226ba (このIDを非表示/違反報告)
あるか(プロフ) - 私猫さん» いつもありがとうございます!ここまでありがとうございました〜 (2021年4月30日 2時) (レス) id: 361634c89c (このIDを非表示/違反報告)
私猫(プロフ) - さしぶりの投稿お疲れ様です!ショッピさんが思ってることがこんな感じだったんだ…それが良くしれて真面目に好きです (2021年4月17日 21時) (レス) id: a5b5a226ba (このIDを非表示/違反報告)
私猫(プロフ) - あるかさん» あいも変わらず最アンド高でした (2021年3月23日 21時) (レス) id: a5b5a226ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あるか | 作成日時:2021年1月16日 20時

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