或る爆弾3 ページ38
｢武装探偵社の社長だコノヤロー。俺に……いや、余とか言った方がいいの？｣
｢それは将軍なンじゃ……と、兎に角！それ以上近づいたら吹き飛ばすよ！｣
｢拙者に用があるんじゃなかったのかよ｣
Aはやれやれとため息をついた。
『一人称は統一しようよ……』
｢いや余も拙者もおかしいですよね！？｣
｢アレ絶対無理ですよ、戻しましょう国木田さん！｣
新八が国木田の肩を揺するが、出てしまった以上簡単に戻すわけにもいかない。
｢さっきからボクをおちょくッてンのか……！ていうかアンタ社長じゃないし！｣
ﾊﾟｧﾝ!
『えっ』
何処に隠し持っていたのか爆弾魔が発砲した。
『ぎ、銀時ィィィ！』
｢銀さん仇は僕が取ってあげますね、安らかに眠ってください｣
｢犠牲者が増えちまったじゃねェか、どうする国木田｣
国木田、太宰、高杉は顔を見合わせた。
そして3人で一斉に振りかぶって……
グー、パー、パー。
｢チッ……落ち着け、少年｣
｢来るな！吹き飛ばすよ！
アンタは国木田だ！アンタもあの嫌味な異能力とやらを使うんだろ！｣
｢探偵社に私怨を持つだけあって、社員の顔と名前を調べているね……これでは私やAちゃん達が行っても警戒されるだけ……
さて、どうしたものかな……？｣
｢え……だ、だったら新八さんが行けばいいのでは……｣
｢僕だって地味だけど一応事務員なんです！腹くくってください、敦さん！｣
『頑張れ敦君！銀時の仇を！』
｢ええ……｣
｢ついでにこれでとどめ刺してくれ｣
真顔で真剣を渡そうとする高杉。
｢それは無理です！｣
太宰から小道具を受け取り、敦は弱腰で前に出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風寧 - Юрияさん» ありがとうございます！これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2019年6月15日 20時) (
レス) id: 20b2ea3bbd (このIDを非表示/違反報告)
Юрия(プロフ) - どっちも大好きなアニメで読んでいて、とてもニヤニヤしてしました！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年6月15日 17時) (レス) id: f4565d370d (このIDを非表示/違反報告)
風寧 - 筑最さん» ありがとうございます！多そうで意外と少ない(？)組み合わせだと思ったので合体させちゃいました笑 更新頑張ります！ (2019年6月11日 21時) (レス) id: 7e3874af1e (このIDを非表示/違反報告)
筑最(プロフ) - うわー好きなやつが合体しちゃったよー嬉し過ぎて泣きそうだよーこれからも頑張って下さい。 (2019年6月11日 0時) (レス) id: 27d7716bc4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風寧 | 作成日時：2019年5月26日 0時
