検索窓
今日:1 hit、昨日:18 hit、合計:130,554 hit

或る爆弾1 ページ36

敦は死にかけていた太宰(inドラム缶)を助け出し、仕事の斡旋をして貰えると聞いて街を歩いていた。


「仕事の伝手の心当たりがあるから、まずは探偵社に行こう」

「ホント、何から何までありがとうございます」

「任せ給えよ、我が名は太宰。社の信頼と民草の崇敬を一身に浴すおとk」

「ここに居ったかァ!この、包帯無駄遣い装置が!

この非常事態に何をとろとろ歩いているのだ!」

「非常事態?」


敦は、国木田の口から発せられた言葉に凍りついた。


「爆弾魔が人質連れて探偵社に立てこもった!」

「ええ、面倒くさいなぁ……Aちゃん達は?」

「知るか」

『ここですよ』


3人は一斉に空を見上げた。


「さっきから爆弾とか包帯とかやかましいんだよ、はつ情期ですかコノヤロー」


いつも通りの目で鼻をほじる銀時。その背中にはAがしがみつき、その手には意識のない高杉の襟首が掴まれている____


「Aちゃんっていつもこの方法で移動してるんですか……」

『ん、楽だからね。お金もかからないし。直線で移動できるから速いよ』


敦の問いに銀時の背中の上でピースサインをするA。


「無賃乗車が許されるのはお前だけだろ。敦だっけ?お前は5分1000円な」

「ぼったくりじゃないですか!」

「おい、高杉は何かあったのか」

『晋助は朝に極端に弱いんですよ。ふらふら飛んでて危なかったので』

「不意打ちでぶん殴って気絶させて運んだ」

「君達もうちょっと優しく扱ってあげようとか思わないの……?」


銀時は「思わねーな」と呟き、高杉を地面に放り捨てる。


『それより爆弾魔の方を何とかするべきでは』

「そうだった。お前ら来い!」


そして一行は探偵社への道を急いだ(高杉は起きました)

或る爆弾2→←人生万事塞翁が虎6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
145人がお気に入り
設定タグ:文スト , 銀魂 , 高杉晋助   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

風寧 - Юрияさん» ありがとうございます!これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします! (2019年6月15日 20時) (レス) id: 20b2ea3bbd (このIDを非表示/違反報告)
Юрия(プロフ) - どっちも大好きなアニメで読んでいて、とてもニヤニヤしてしました!更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年6月15日 17時) (レス) id: f4565d370d (このIDを非表示/違反報告)
風寧 - 筑最さん» ありがとうございます!多そうで意外と少ない(?)組み合わせだと思ったので合体させちゃいました笑 更新頑張ります! (2019年6月11日 21時) (レス) id: 7e3874af1e (このIDを非表示/違反報告)
筑最(プロフ) - うわー好きなやつが合体しちゃったよー嬉し過ぎて泣きそうだよーこれからも頑張って下さい。 (2019年6月11日 0時) (レス) id: 27d7716bc4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:風寧 | 作成日時:2019年5月26日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。