【文スト】式神？いいえ、侍です【銀魂】

百獣の王ライオンっていうけど虎の方がでかいからね？1 ページ28

『｢｢虎探し？｣｣』


依頼があると言って入ってきた土方の言葉に、Aを始め探偵社員は首を傾げた。


｢んなモン俺達の仕事じゃなくて、動物愛護団体とか、そーゆー所がやるべきでしょーが

あっ、でもおたくらも愛護団体だっけ？ゴリラ居るし｣

｢近藤さんはゴリラなんかじゃねェですよ旦那｣

｢誰も近藤さんとか言ってないんだけど。おめーらも認めてんの？｣

｢認めるってお前……そりゃあ｣

｢オイィィィ！｣


聞き慣れた(？)ツッコミが響いた。


｢何なのこの始まり方！明らかに前話の流れ無視してますよね！？

あんな感じの終わり方だったんだから、普通次は僕が事務員として入る時の話でしょうが！！｣

｢あ？何だよぱっつぁん、そりゃもう終わったの。

前回のお前の発言見りゃ分かんだろ？お妙がうずまきに入って、お前がここに入った、ハイ、おしまい｣

｢せめて何か会話くらいさせてくださいよ！｣

｢え？何、お前自己紹介とかしたかったの？｢志村新八です。趣味はツッコミ、特技はツッコミです。本体はメガネです｣とかやりたかったの？｣

｢いや、別に自己紹介がしたかったわけじゃないし……本体メガネじゃないし……｣

｢小僧、自己紹介は俺が聞いてやるから後にしろ｣

｢高杉さん、気を使ってくれてるのか分かりませんけど結構です｣


1人でボケを裁いていく新八に、土方は疑問の目を向けた。


｢お前……このボケ集団をなぜ職場に選んだ｣

｢作者の都合ですよ！｣

｢作者って何だ｣

｢高杉さんはもう黙ってて貰えますか｣


探偵社(カオス)に銀魂(カオス)が掛け合わされたとんでもない集団である。

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