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親バカでもなくシスコンでもなく2 ページ22

「で、探偵社は新人の家の周りをうろつく習慣でもあるのかい」

「ち、違う!俺達はAに呼ばれただけだ!晩飯をご馳走するから来てほしいと!」

「Aがてめェらなんぞの為に料理なんてするわけねェだろ」

「理不尽!」


再び刀を振るう高杉。

3人はそれを何とかかわしながら説得を試みたが高杉は聞く耳を持たなかった。


「細雪!」


谷崎が幻影を見せる。

しかし高杉はその全てを斬り、気配だけで谷崎らの居る場所に迫った。


「く、国木田さん!」

「判っている!」


後ろは壁。逃げ場無し。


高杉は狂気じみた笑みを浮かべ、刀を国木田に向かって____


『こら!』


突如、声が響いた。


高杉はその声を聞き、動きを止める。


刀は国木田の顔の横すれすれに突き刺さった。


「……A」

『晋助、その人お客さんだから!』

「……そうか

悪かったなァ、疑って」


「全然悪いと思ッてないですよこの人!不機嫌オーラ全開なンですけど!(小声)」

「ま、まぁとりあえず誤解が解けて良かっただろう。だいたい太宰、貴様Aに何をした?あの男の気に触るようなことでもしたのか?(小声)」

「いや何にもしてないのだけど。男性として当たり前のことをしただけだよ(小声)」

「それが駄目だったのだ(小声)」

「オイ、いつまで密談してやがる。さっさと入れ」


高杉が再び刀を抜きかける。


『だからそれを抜くなって言ってるでしょーが!

だいたい晋助、今まで何してたの?』


Aは高杉の着物の裾をぐいぐいと引っ張る。


「……万斉にバンドをやろうと言われた。やたらしつこかっただけだ」


3人はAの後に続いて屋敷に足を踏み入れた。


「……広いな」

「凄いですね……」

『5人で住むには広すぎるくらいです

晋助、広間に案内してあげて?私はまだ支度が残ってるから』


そう言って屋敷の奥に消えたA。


その場には何とも気まずい空気だけが残った。


ーーーーーーーー
銀魂みたいな洒落たタイトルを考えたいけど面倒くさくなってきたこの頃←


あ、「敦君は!?」と思っている読者様


夢主ちゃんの入社試験が終わったら文スト原作に入りますので暫しお待ちを!

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設定タグ:文スト , 銀魂 , 高杉晋助   
作品ジャンル:アニメ
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風寧 - Юрияさん» ありがとうございます!これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします! (2019年6月15日 20時) (レス) id: 20b2ea3bbd (このIDを非表示/違反報告)
Юрия(プロフ) - どっちも大好きなアニメで読んでいて、とてもニヤニヤしてしました!更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年6月15日 17時) (レス) id: f4565d370d (このIDを非表示/違反報告)
風寧 - 筑最さん» ありがとうございます!多そうで意外と少ない(?)組み合わせだと思ったので合体させちゃいました笑 更新頑張ります! (2019年6月11日 21時) (レス) id: 7e3874af1e (このIDを非表示/違反報告)
筑最(プロフ) - うわー好きなやつが合体しちゃったよー嬉し過ぎて泣きそうだよーこれからも頑張って下さい。 (2019年6月11日 0時) (レス) id: 27d7716bc4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風寧 | 作成日時:2019年5月26日 0時

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