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雪蛍 ページ10

〜夢・夏鬼サイド〜









真っ白な雪が降る中、私達は走っていた。









黄色の髪はサラサラと揺れ、






燃える様な赤い目で私を見つめる。









君の名前は燃鬼(モキ)。









燃鬼と私、雪姫様とは幼馴染み。









燃鬼とは、ただの腐れ縁だけれど。









燃「夏鬼!!早く!!」









夏「はいはーい。.....わぁ!!」







燃鬼の元へ行くと綺麗な雪蛍が飛んでいた。









燃「綺麗だろ?最近知ったんだ!」








自慢気に言う燃鬼。





鼻の下が伸びてるけどね?









そんな関係ない事も綺麗なこの景色を





見ると、心が温まる。









燃えるように白い雪蛍は幻想的だった。









夏「燃鬼。綺麗だね。」









燃「ああ。綺麗。今までの事とか、



  忘れられるよな....。」









遠くを見つめ、静かに言う君。









今まで色んな事があった。









燃える鬼と書く燃鬼。









夏の鬼と書く私。









『燃える』 『夏』









どちらも雪鬼が嫌いな言葉。









雪鬼村の鬼の名前には必ず冬の名前がつく。









私達二人を除いては。









『名前に夏や炎がつくなんて雪鬼じゃない』









そう言われ、差別されてきた。









雪姫様のおかげで終わったけど。









夏「燃鬼。ずっと一緒だよね?」









燃「ああ。ずっと一緒。」









それから三年。









雪鬼村が......焼かれて消えた。









君も......消えてしまった。









あの日の蛍は忘れないよ。









あの日の約束は忘れないよ。









『ねぇ、誰か、私を救って。』









そう思いながら私は走ったんだと思う。









そしたら君に会えた。









絶鬼に会えたのは......奇跡ですか?









赤い糸で繋がった.....運命ですか?

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設定タグ:地獄先生ぬ〜べ〜 , 絶鬼 , 山田涼介   
作品ジャンル:恋愛
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美少女マドンナアイドル絶世の美女 - しないの?バカなの?みんな待ってるのに。 (2015年2月16日 22時) (レス) id: 187949f684 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 頑張ってください (2015年1月29日 19時) (レス) id: d15cfbaaed (このIDを非表示/違反報告)
みかん大好き - 知ってくれてたんですか!?ありがとうございます!お互い頑張りましょう! (2015年1月27日 22時) (レス) id: ed4cea1f03 (このIDを非表示/違反報告)
あいにゃん - ガンバってください!応援しています! (2015年1月25日 20時) (レス) id: 5426536e71 (このIDを非表示/違反報告)
鈴菜 - かなさん» 更新しました!!書いてる内に、面白いか、不安になったりしましたが、たくさん更新しますね! (2015年1月25日 19時) (レス) id: 8ca9a8ba34 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さとしっく x他1人 | 作成日時:2014年12月21日 11時

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