雪ノ約束【絶鬼】2

約束 ページ32

燃鬼サイド







.....っ.....何で？何で夏鬼は泣く？









汚鬼が好きなのか？騙されていたのに？









夏鬼。もう泣かないで。悪いのはコイツだ...。









夏｢どうして！！？燃鬼！！


どうして雪姫様が.........｣








燃｢.........許されない事をしたから。｣









...っ.......俺ってホント素直じゃねーな。









夏｢何.........？何が....？


許されないって何！？


何があったの？｣









夏鬼....。汚鬼を見ろよ....。








憎いほど....ッ....笑ってるだろ...？







早く...気づけよ....。







夏鬼........。








夏｢どうして！！答えて！！燃鬼！！！｣









燃｢........夏鬼...。大丈夫。｣








俺が......何とかして......雪蛍池を守る。








なぁ夏鬼。覚えてるか？






あの日の約束。







夏鬼。約束。破っちゃうかも......。








意を決して、口を開こうとした時。








絶｢夏鬼ッ！！！！｣







夏鬼。お前は愛されてるな〜。








俺、お前になってみてぇなぁ。









燃｢......ごめん。｣









俺は猛スピードで逃げた。








きっと。逃げるが正解。




――――――――――――――――――――――


―――――――――――――――


――――――――









＿＿＿＿＿＿燃鬼。大好き！！＿＿＿＿＿








――――くぅ〜！！可愛い〜！！俺も大好き！！―――







＿＿＿＿ずぅーと！一緒でしょ！？＿＿＿＿







―――――もっちろん！！！夏鬼。


ずっと一緒だ！！！―――――――――――









何があっても、夏鬼を守る。

以降→←裏と表

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す