Prologe ６話 ページ7
アズールとリドルは、綺麗な宝石のついたペンを持ってグリムを追いかける。
そのペンから魔法が放たれていたから、魔法の杖のような役割をしているのだろう。
「ぎゃーー！！」
当たるか当たらないかギリギリのところまで魔法を放つ二人。
グリムは相当焦っているが、二人はそうでもなさそうだ。
「アズール、少し遊びがすぎるんじゃないかい？」
「ふふ、リドルさんこそモンスターをいたぶって楽しんでいるのでは？」
少しピリピリとした空気のアズール達をAは苦笑いをしながら見ている。
二人は少し相性が悪いのかもしれない。
「ボクはキミとは違う。くだらないことを言っていないで行くよ」
リドルがそう言うと、二人で再びグリムを追いかけ始めた。
そして、あっという間に鏡の間の壁までグリムを追い込む。
「ふなっ！？行き止まり！？」
「泳がされていたことにも気付かなかったんですか？哀れな小動物ですねぇ」
「観念するんだね、さもなくば……」
魔法のペンをグリムに構える。
だがグリムもグリムで強い意志を持っているらしく、簡単に引こうとしない。
「嫌だ！オレ様はこの学校に入るんだ！」
「アズール、下がれ！」
___
リドルは特別な魔法を放った。
すると次の瞬間、グリムの首に重そうな首輪がついた。
「あれれ……？」
『
ハートの女王も原作『不思議の国のアリス』で、気に入らないことがあったらすぐに『首をはねよ！』って叫んでいた。
それに今グリムの首についている首輪の赤と黒のデザインが、ハートの女王の着ていたドレスのデザインにそっくりだ。
単なる偶然？ それとも……
「ハートの女王の法律・第23条『祭典の場に猫を連れ込んではならない』」
「！！」
「猫であるキミの乱入は重大な
今、あの人『ハートの女王の法律』って言った……！
実際、ハートの女王は自らの手でヘンテコな法律を作って国をおさめていた。
『祭典の場に猫を連れ込んではならない』もきっとその一つなのだろう。
「うっそ……」
私、ディズニーの世界に来ちゃった……？
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羅ヰ太郎(プロフ) - この設定めっちゃ好きです！私自身ディズニー大好きで、こんな感じの小説なかったので嬉しいです！続き楽しみに待ってます！ (2021年2月22日 0時) (
レス) id: ca5d2ee34d (このIDを非表示/違反報告)
飴☆彡(プロフ) - 女神(仮)さん» コメントありがとうございます！！ いつも応援してくださって嬉しいです！私のことまで応援してくれて本当にありがとうございます！占いツクール開いてる場合じゃないですね。しっかり勉強します！テスト後の更新楽しみにしててくださいね！！ (2020年8月21日 21時) (レス) id: 916bc40868 (このIDを非表示/違反報告)
女神(仮)(プロフ) - テストですか！！これから一週間半ずっと飴さんのこと応援します！更新をわくわくどきどきしながら待ちます笑 (2020年8月21日 20時) (レス) id: 1b8b100d96 (このIDを非表示/違反報告)
飴(プロフ) - 女神(仮)さん» コメントありがとうございます！！真っ先に見てくださってるなんてすごく嬉しいです(>ω<)設定も少しこだわっているので最高と言って貰えて本当に幸せです！個性的キャラ達との絡みも楽しく書いていこうと思います！これからもよろしくお願いします(о´∀`о) (2020年8月13日 22時) (レス) id: 916bc40868 (このIDを非表示/違反報告)
女神(仮)(プロフ) - 占ツクを開いたら真っ先に読みにくるくらい大好きな作品です！主人公ちゃんの性格とかディズニー好きという設定が最高です！これからのキャラ達との絡みが楽しみでワクワクしてます笑 体調にお気をつけて更新頑張ってください！(*´-`) (2020年8月13日 21時) (レス) id: 1b8b100d96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴☆彡 | 作成日時：2020年8月11日 9時
