Prologe １２話 ページ13
Aの目の前に現れたのは、ゴースト。
それも３人の。
「ぎゃあああ！！」
またもや、可愛らしさが欠片もない叫びをあげる。
ゴーストが怖いというより、いきなり現れたことに口から心臓が出てきそうなくらい驚く。
そしてAの叫び声はかなり大きく、談話室にいたグリムも出てきた。
「なにを大騒ぎしてん……」
目を見開きながら『・・・』とグリムは固まってゴースト達を見る。
あれ、意外と驚いてない？
と思った次の瞬間、
「ギャ、ギャーー！！！おおお……お化けえええ！！！」
やっぱりグリムも叫んでAの背中に隠れた。
モンスターといえど怖いものは怖いよねと『うんうん』と頷いて納得する。
「ここに住んでた奴らは俺たちを怖がってみーんな出ていっちまった」
「俺たちずっと新しいゴースト仲間を探してたんだ。お前さん、どうだい？」
わ、ゴーストと喋れたし勧誘までされちゃった。
こんな経験はじめて！
でも、
「う〜ん……まだゴーストになるのはいいかな」
「まあまあ、そう言わずにさ〜」
「いや〜、私まだ人間でいたいの」
「そんなこと言っちゃって。ゴーストは楽しいぞ？」
断っても断っても引かない。
まるで悪徳商人だ。
どうしよう……
力技で突破は厳しいし……
ふとグリムを見ると、何かをぶつぶつと呟いている。
そして何かを決めたような目をして叫んだ。
「大魔法士グリム様はお化けなんか怖くないんだゾ！！！」
「ふんな”〜〜〜!!!」
グリムは炎の魔法を放った。
だがそれは身軽なゴースト達には当たらず、やけになったグリムは場所も考えずに魔法を放ち続けている。
この寮は木で出来てるから、このままじゃ火事になっちゃう。
「ねえグリム！魔法って方向を変えられたりしないの？」
「うるせー！オレ様に指図すんじゃねえ！」
イライラしてるグリムにAの話を聞こうとしない。
こうなったら、
「勝利の暁にはツナ缶をプレゼント！」
「なぬ……っ！？」
「今ならツナ缶もう一缶！」
「お、オイお前！お化けがどこにいるかオレ様に教えるんだゾ！」
物で釣る作戦、大成功！
よし、このままグリムを指示してゴーストをやっつけよう！
「まかせて！」
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羅ヰ太郎(プロフ) - この設定めっちゃ好きです！私自身ディズニー大好きで、こんな感じの小説なかったので嬉しいです！続き楽しみに待ってます！ (2021年2月22日 0時) (
レス) id: ca5d2ee34d (このIDを非表示/違反報告)
飴☆彡(プロフ) - 女神(仮)さん» コメントありがとうございます！！ いつも応援してくださって嬉しいです！私のことまで応援してくれて本当にありがとうございます！占いツクール開いてる場合じゃないですね。しっかり勉強します！テスト後の更新楽しみにしててくださいね！！ (2020年8月21日 21時) (レス) id: 916bc40868 (このIDを非表示/違反報告)
女神(仮)(プロフ) - テストですか！！これから一週間半ずっと飴さんのこと応援します！更新をわくわくどきどきしながら待ちます笑 (2020年8月21日 20時) (レス) id: 1b8b100d96 (このIDを非表示/違反報告)
飴(プロフ) - 女神(仮)さん» コメントありがとうございます！！真っ先に見てくださってるなんてすごく嬉しいです(>ω<)設定も少しこだわっているので最高と言って貰えて本当に幸せです！個性的キャラ達との絡みも楽しく書いていこうと思います！これからもよろしくお願いします(о´∀`о) (2020年8月13日 22時) (レス) id: 916bc40868 (このIDを非表示/違反報告)
女神(仮)(プロフ) - 占ツクを開いたら真っ先に読みにくるくらい大好きな作品です！主人公ちゃんの性格とかディズニー好きという設定が最高です！これからのキャラ達との絡みが楽しみでワクワクしてます笑 体調にお気をつけて更新頑張ってください！(*´-`) (2020年8月13日 21時) (レス) id: 1b8b100d96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴☆彡 | 作成日時：2020年8月11日 9時
