魔法11 ページ12
―――ナツメ side
レ「あ?知るか」
主「冷たいぞ!」
レ「んな事より、それ食うんだろ?」
主「食う!」
レ「ん、ここ座れ」
主「はーい」
胡座をかくレオナの足の上に座って俺はもぐもぐとお菓子を食べ始める
あ、これ抹茶だ!めっちゃ美味い♪
普通のも好きだし、チョコも好きだけど…やっぱり1番は抹茶だよなぁ!抹茶バンザイッ!
レオナは、俺に向けて口を開けるので俺がその口の中にお菓子を放り込んでます
主「ご馳走様!」
レ「クソ甘ぇ」
主「コーヒー飲む?」
レ「飲む」
二人分のコーヒーを作り、甘いと言って顔を歪めるレオナの元へ持っていく
コーヒーを受け取りひと口飲むと、やっと甘さから解放されたのかレオナの表情が柔らかくなった
後は風呂に入って、晩飯食って寝るだけ
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ーーー『1ヶ月後』
はぁ…、授業には今の所付いていけてるな。レオナは相変わらずサボるし、その間は他のモブの人達と話したりしながら学園生活を満喫中だ
だけど、1つ厄介な事が起きてる…
「ナツメさん、俺と付き合って下さい!」
主「いや無理」
「そんな…!どうしてですか!?」
主「俺、お前と話した事1回もない。お前の事知らない、興味ない、さようなら」
「ま、待って下さい!知らないなら、俺の事全部教えてあげます!」
主「やだよ、要らねぇし」
「お願いします!待って下さい!」
主「ちょ、触んなッ!」
「貴方は、俺が必ず幸せにしますから!ね?」
主「やだッ!触んなッ!こっち来んなよッ!」
「その顔も素敵です…!」
主「…ッ!」
き、キモいぞコイツ!!俺が、涙目になるにつれて段々コイツの息遣いがハァハァに変わってきてるし!?おまっ、流石モブだな!?顔も平凡で性格が最悪とか本当に救いようがねぇぞ!
どうすっかな…、気を使うのもありだけどこんな奴に使うのは嫌だし何より諦めそうにない
うぅ…、レオナどこ…ッ…助けてくれよぉ…ッ!
レ「おい」
「ひっ!?」
主「レオナ…?」
レ「1つ聞くぞ、何でコイツが泣いてんだ?」
「いや、それは…その…」
主「助けてくれッ!コイツ、俺と付き合えだとかしつこく言ってくるんだよ!嫌だって言って断ってんのにさ!!怖ぇよコイツ!」
レ「ほう?俺のもんに手ぇ出したと?」
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作者名:抹茶ラテ | 作成日時:2020年6月10日 23時