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「えっ！？」
『嘘だよ嘘 笑』
目の前で草川さんはいじわるそうに笑う。
「…びっくりした」
『うん面白かった』
既に制服に着替えていた草川さんは私の頭に手を置いて先行ってるからとだけ言って厨房の方に向かっていく
「……いや、違うから」
触れられた頭が熱くて、何故か胸がドキドキとして、顔が燃えるように熱い。
"A草川さんのこと好きなんでしょ？"
絶対これのせい。
あの言葉のせいで変に意識しちゃってるんだ。そうだ。
とりあえず急いで着替えてロッカーの鏡で念入りに身だしなみをチェックする。
草川さんに見られても恥ずかしくないように……って、は？私何言ってるの？
自分の言動に頭を抱えながら厨房に向かう
『A5番テーブルとってきて』
「あっ、はい！」
"A"って呼ばれることなんていつものことなのに、何故かドキドキとする。
仕事中も何故かいつもより草川さんが気になる。
『A一緒に休憩入る？』
「あ、いえ、私は後でいきます！」
『…そう』
いつもは休憩も誘われたら一緒に入ってたけど、今は草川さんと2人っきりになるって考えただけで心臓がバクバクと煩かった。
『お疲れ様でした』
7時過ぎにいつもより早く草川さんが上がっていった。
今日は予定でもあるのかな。
…デート？草川さん彼女いるのかな…
「…何考えてるの私」
慌てて頭を横に振る。草川さんに彼女がいようといまいと私には関係のない話で、
"草川さんのこと好きなんでしょ？"
…ちがう。
時折バッと頭に浮かぶその言葉に反撃する自分の言葉が段々と弱気になっていく。
「お疲れ様でした…」
9時を指した針に私も上がって制服から着替えて通用口を開ける
「…はぁ」
今日のバイトは疲れた
『お疲れ様』
「えっ、？」
一気に心臓がバクバクと跳ねて顔に全体温が集中する感覚になる。
「草川さん、？」
『この後なんかある？』
7時に上がったはずの草川さんがいて、私は今草川さんに誘われていて。
ちょっと訳がわからない。
「大丈夫…です」
『よかった』
少し笑う草川さんに胸がきゅーと締め付けられる
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○○(プロフ) - あっちゃんさん» ありがとうございます。頑張らせていただきます！ (2018年7月28日 22時) (
レス) id: bc97300b24 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - 作者さんの小説大好きです！これからも応援してます！ (2018年7月28日 20時) (レス) id: a151bbb754 (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - ネオンガールさん» ありがとうございます！嬉しいです。頑張らせて頂きます！ (2018年3月20日 9時) (レス) id: bc97300b24 (このIDを非表示/違反報告)
ネオンガール(プロフ) - たくちゃんのプロポーズのお話泣きそうになりました…。更新待ってます！頑張ってください:-) (2018年3月19日 22時) (レス) id: d6341b5934 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：．C | 作成日時：2017年12月23日 22時
