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▽ ページ32
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「______崖っぷちになったら行動力凄いよね」
目の前でジュースを吸いながら適当に答える佑亮
「……そう?」
「うん。だって、ほら、なんだっけ。中学の時か何かでA数学苦手だったのに先生の嘘信じてめっちゃ勉強して1位なってたじゃん」
あー……言われてみればそんなことあった。
「でもさ…それは確かに頑張ったら報われるって分かってたから頑張ったけどさ」
今回限りは今から頑張ったって報われるって保証はない
「とか言いながら多分Aなら……」
佑亮はいじわるそうに笑う
「まぁ、大丈夫だよ」
「またそうやって…」
「頑張ってよ」
ちょっぴり真顔になる佑亮
「ま、振られたら僕が貰ってあげる〜」
「なんで告白する前提なの!」
「ふふ!」
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作者名:.C | 作成日時:2017年7月17日 14時