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<久しぶり)
<お元気ですか)
<笑)
なんていうか。先輩らしいというか。
あの日久しぶりに会って、なんとなくでラインを交換した。
それから初めてのメッセージ
(元気ですよ>
(お久しぶりです>
<今度の日曜空いてる?)
<よかったらうちこーへん?)
<幼馴染くんも誘って)
(何するんですか?>
(佑亮に空いてるか聞いてみますね>
<拓弥と海とプチ夏祭り)
<おっけー)
(楽しそう!>
(佑亮も行きます!>
<拓弥に会えるん楽しみなんやろ)
(まぁ少しは?>
<嘘つけ)
<めっちゃやろ)
(秘密です>
(恥ずかしい>
<あ、夏祭りで拓弥に会ったん?)
(あ、はい。会いました!>
<良かったやん)
(はい。ドキドキしましたよ>
<なぁ、どこまでがついて良い嘘なんやと思う?)
その通知に、今までリズム良く続いていた返事をうつ手を止める。
……それ、私もわからないって。結局返事ができないまま、
<明日、5時に校門前におって。迎えにいく)
(わかりました!ありがとうございます>
日曜日を迎えた。
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作者名:.C | 作成日時:2017年7月17日 14時